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2022年07月19日 04:00 ORICON NEWS
限定公開( 23 )
写真 『新作歌舞伎ファイナルファンタジーX』のキービジュアル |
【写真】気になる歌舞伎『FF』出演者!尾上菊之助・中村獅童らがズラリ
『ファイナルファンタジーX』は、『ファイナルファンタジー』シリーズの第10弾として発売されたゲームで、世界累計出荷・DL販売本数は2080万本以上とシリーズ屈指の人気作。大いなる脅威『シン』に立ち向かう少年と少女の切ない物語で、シリーズで初めて採用されたキャラクターボイス、状況に応じて表情が変化するフェイシャルアニメーションの採用により感情豊かに描かれるなど、感動的な物語は今も多くのユーザーに愛されている。
今回の歌舞伎化は『ファイナルファンタジー』シリーズ35周年を記念して企画されたもので、企画・演出も担当する尾上菊之助はこれまでも「NINAGAWA十二夜」「マハーバーラタ戦記」「風の谷のナウシカ」など自身の企画、構想などから新しい歌舞伎の舞台を創り出してきた。今回の作品は菊之助がさらなる高みに挑戦すべく歌舞伎化を熱望した渾身の新作歌舞伎となっている。
記念すべき初上演の出演者は、菊之助をはじめ、中村獅童、歌舞伎界期待の若手俳優・尾上松也、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で小栗旬演じる北条義時の父・北条時政を熱演中の坂東彌十郎など豪華な顔ぶれに。
脚本は連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日)など心温まる人情ドラマから重厚な人間ドラマまで多くの大ヒットドラマを手掛けている八津弘幸氏。共同演出は、『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』やB'zのドームツアーなど成功させ、ダイナミックかつ繊細に魅せる演出が業界内で注目されている金谷かほり氏という強力タッグが実現した。製作はTBS。
■企画・演出 尾上菊之助コメント
名作ゲーム『ファイナルファンタジーX』と日本が誇る伝統芸能の歌舞伎が融合し、相互の文化をつなぐ新しい架け橋にしていきたいと思い、『新作歌舞伎ファイナルファンタジー X』を企画いたしました。
IHIステージアラウンド東京での歌舞伎公演は初めての挑戦になりますが、発売当時にゲームをした時の衝撃的で感動した気持ちを大切に、ゲームを大好きな人にも、歌舞伎を見たことがない方にもぜひ見てもらいたいと思っております。高さ8メートルの巨大スクリーンに映し出される映像が舞台を彩り、あたかも「ファイナルファンタジー」の世界にいるかのような没入感をご堪能いただけると思います!このような時代だからこそ、見て頂きたい心に響くストーリーです。ぜひ劇場にお越しください。
■ゲーム『ファイナルファンタジーX』プロデューサー北瀬佳範コメント
最初にこの話を頂いた時は“まさか”という半信半疑の気持ちでいっぱいでしたが、尾上菊之助様から直接、熱のこもった思いを伝えていただき大変感動したのを覚えています。大衆娯楽としては最後発のビデオゲームと日本の伝統芸能である歌舞伎とのコラボがどのような感動を生みだすのか。今からワクワクが止まりません。
■『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』物語
いなる脅威『シン』に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。民はエボン寺院に心のよりどころを求め、召喚士たちは「命と引きかえに発動する究極召喚こそ『シン』を倒す唯一の手段」とする寺院の教えを信じ、スピラに平穏をもたらすべく旅に出る。究極召喚でも『シン』は完全には死なず、一定の期間を経て復活するが、それでも『シン』の出現しない時期――ナギ節は、人々の心につかの間の安息を与えていた。
ビサイド村の少女ユウナも、ナギ節をもたらそうと決意した召喚士のひとりだった。異世界ザナルカンドからスピラへと迷いこみ彼女と出会った少年ティーダは、見知らぬ世界にとまどいながらも、召喚士を守る「ガード」としてユウナに同行する。『シン』に立ち向かう討伐隊の壊滅、明かされる『シン』の正体、そして寺院の裏切り――旅のなか、衝撃の出来事が幾度となくティーダたちを襲うが、彼らはそれを乗り越え、自分たちの物語をつむごうとする。
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