https://www.phileweb.com/review/article/202312/21/5426.html
英国のLINNが創立50周年を迎えた。記念モデルとして登場した「LP12-50」は、同社が世に出るきっかけとなったレコードプレーヤー「LP12」の特別な進化形である。半世紀を経た今日でも同社の製品群のなかで重要な位置を占める超ロングセラー機、はたしてどんな進化を遂げたのだろうか。
12月初旬、CEOのギラード・ティーフェンブルンが実機を携えて来日し、LP12-50をプレス関係者に公開する機会があった。筆者も参加して初めて製品に触れ、短時間だが音も確認することができた。その内容は驚くべきものだった。
世界でわずか250台の限定生産となるLP12-50は、技術とデザインそれぞれに特別な仕掛けがある。技術面では独自の超高圧圧縮積層材「Bedrok」を採用した堅固なPlinth(プリンス)と肉厚のステンレス製トッププレートが新しく、モーターや外来振動の影響を極小に抑える効果を発揮する。
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