2014年11月13日木曜日

■乳酸菌はやっぱり風邪やインフルエンザに効く 東海大が実証 mixi-news (参考 の為に全文引用)


(ハザードラボ - 11月13日 17:10) 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=187&from=diary&id=3139915 

冬場に「プラズマ乳酸菌」を摂取することで、インフルエンザの感染を予防したり、「せき」や「のどの痛み」を軽減する効果があることを東海大学とキリンの合同研究チームが臨床試験で実証した。 

 乳酸菌は整腸作用やアレルギーの改善など、さまざまな免疫機能を高めることで知られているが、その中でもチーズやヨーグルト作りに使われる「ラクトコッカス・ラクティス」に属する「プラズマ乳酸菌(JCM5805株)」は、体内に侵入したウイルスを見つけて退治する免疫細胞「プラズマ・サイトイド・樹状細胞」に直接働きかける効果があると言われる。 

 東海大・健康増進センター長の灰田宗孝教授らの研究チームでは、18歳から39歳までの657名を対象に、「プラズマ乳酸菌」が1000億個以上含んだカプセル50mgを毎日1錠ずつ投与するグループと、乳酸菌を含まないカプセルを投与するグループに分けて12週間観察した。 

 12週間の摂取期間中、風邪やインフルエンザにかかった人の率を調べたところ、「プラズマ乳酸菌」入りのカプセルを飲まなかったグループでは35.1パーセントの人が罹患したのに対して、「プラズマ乳酸菌」を摂取したグループでは28.8パーセントにとどまった。 

 両者に大きな違いはないように見られるが、「せき」や「のどの痛み」「さむけ」などの自覚症状について聞き取り調査を行ったところ、「プラズマ乳酸菌」を摂取したグループでは、特に重い症状を示した人の割合が明らかに減ることが確認された。さらに血液中の免疫細胞を調べたところ、「プラズマ乳酸菌」摂取後は、ウイルス防御に重要な役割を果たす遺伝子の発現量が上昇することも確認された。 

 研究グループでは「実験では、プラズマ乳酸菌が生菌だけでなく乾燥菌体の状態でも、ヒトの免疫細胞を活性化し、のどやせきなどの症状を軽減する効果があると、臨床試験で初めて実証できた」と話している。   

 なおこの研究結果は6日、「第73回日本公衆衛生学会総会」で発表された。

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