https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/800057
近畿大学は大学として世界で初めて、ニホンウナギの完全養殖に成功したと発表しました。
近畿大学によりますと、近畿大学水産研究所は1976年からウナギの養殖についての研究を開始していて、去年10月に養殖で「卵から育てたウナギの雄」から精子採取に成功。 今年7月5日に養殖で「卵から育てたウナギの雌」から採卵し人工授精し、その翌日に養殖2世代目となるウナギの仔魚がふ化し、完全養殖に成功したということです。
近畿大学は今後、新たなウナギ仔魚用の飼料開発やウナギ養殖の実用化を目指して研究を続けていくということです。
ウナギの完全養殖をめぐっては、2010年に世界で初めて日本の水産総合研究センター(現水産研究・教育機構)が完全養殖を成功させていますが、大学での完全養殖成功は今回が初めてだということです。
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