2017年9月23日土曜日

父親の『肺がん摘出手術』に立ち会った娘 『がんの本当の姿』の絵に、言葉を失う

勉強の為に引用しました。
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/6601234

検査の結果、お父さんが肺がんに侵されていることが発覚した、娘のSandWichi(@sandwichiham)さん。

がんの大きさは3cm、ステージ1と診断されました。こちらが、娘さんが描いた、CT画像を再現したイラストです。

CT検査で肺を調べたところ、娘さんの目に映ったのはこのような状態。がんに侵された3cmが、白い点で映し出されていました。

一見、とても小さく見えるがん。CT画像を見て、ご家族は「これなら部分的に取れるのでは?」と思ったそうです。

しかし、医師はこういったそうです。

「上葉を摘出しましょう」

図のように、左側の肺は上葉(じょうよう)、下葉(かよう)の2つに分かれています。

医師は、がんに侵された部分を取り除くのではなく、上葉をまるごと摘出することを勧めたのです。

父の肺がん摘出手術で見た『がんの本当の姿』

お父さんの肺がん摘出手術に立ち会うことになった、娘さん。手術は無事に終わりました。

手術後、摘出した上葉を目にした娘さんは絶句します。そこには、予想もしなかった、『がん』の症状が広がっていたのです。

※摘出後の図は、分かりやすいようにがんに侵された部分のみを色づけてあります。

CT画像で見た『小さな点』とは異なり、紫がかった上葉をむしばむかのように、赤黒く広がっているがんの『本当の姿』。

がん周りの臓器がスクリュー状にねじれているのを見て、娘さんは「どうりで痛いはずだ」と思ったと話します。

また、お父さんは60代になるまでヘビースモーカーだったらしく、上葉は黒いすすのような汚れが広がっていたそうです。

また、娘さんは「信頼のおける病院を見つけて通うこと」を勧めています。

イラストを見て、衝撃を受けた人たち

自らが目撃したがんの恐ろしさを伝えるべく、イラストを投稿した娘さん。

がんについて詳しく知らなかった人や、身内ががんと闘病した人…多くの人から驚く声が寄せられています。

【ステージ1をなめていた、という声】

・親がステージ1のがんと知った時は「たいしたことないけど切除しとくか」くらいの気持ちでした。実際目の当たりにすると、とても大きくて驚いたのを覚えています。

・ステージ1でもここまでひどいとは…。改めて、がんの恐ろしさを思い知らされました。

【早期発見を呼びかける声】

・がんは本当に早期発見が大切です。自分の親も、「最近体調が悪い」というので病院に行ったらがんが発覚しました。

・父が病院嫌いで、体調が悪くてもなかなか受診しませんでした。そのせいで、帰らぬ人になりました…。

・いざという時のために、定期検診は受けたほうがいいと思います。早期発見で助かる命があるはず。

がんを早期発見するには

がん検診を受けるには、市区町村が実施するがん検診に申し込むのが1つの手です。

市区町村から郵送で届く案内か、ウェブサイトで予約することができます。『がん検診のお知らせ』という封筒が届いたことがある人は多いのではないでしょうか。

がん検診は『胃がん検診』『大腸がん検診』『肺がん検診』『乳がん検診』『子宮頸がん検診』の5種類。

異なったがん検診を一度に受けることができない場合は、何度か検診に訪れる必要があります。

各自治体のがん検診窓口・都道府県|知っておきたいがん検診

上記の日本医師会ウェブサイトでは、各自治体のがん検診窓口について調べることができます。

自分や大切な人のため、しっかり検診を受けておきましょう。


[文・構成/grape編集部]




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