2020年8月10日月曜日

覚えておきたい新しいIT用語(ノーコード・ローコードなど)(2020年2月度)

https://www.bravesoft.co.jp/blog/archives/7781
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どうもマミーです。

今日はライトに昨今IT業界で耳にすることが増えてきているものの、まだまだ知名度が高くないけど、知らないとそろそろまずいかも、という注目ワードを説明していきたいと思います。
※エンジニアの方々からしたら、今更かよ、というものも多いと思います。

ノーコード(no code)開発・ローコード(low code)開発

最近たまに耳にするノーコード開発、ローコード開発とは、その名の通り、コーディングが必要なくシステムやソフトウェアを開発できるツールで、PaaS(Platform as a Service)として利用できるもので、より生産性を高められるツールとして注目されているものです。
ノーコード開発の代表的なソフトしては以下のようなものがあります。
チャットボット開発プラットフォーム。MTVやUberなどでも利用されている。
色々なAPIを統合したAPIをコーディングなく作り上げることができる。

ローコード開発の代表的なソフト(サービス)としては、以下のようなものがあります。
それぞれリンクから見てもらえればすぐにわかるが、基本的な画面遷移などをビジネススキームに合わせて
GUIで作成できるものになっています。(※気持ちeventosと被る部分もある、、、)
GCPはまだベンダーロックイン(特定のベンダー技術への依存度が高く、他ベンダーへの乗り換えが困難)のリスクが
高いですが、Mendix、Microsoft PowerAppsは、サードパーティ製のインフラへのコネクターを用意しているなど、
汎用性が高い実装が可能になっています。
興味がある方は、だいたいフリーで作成可能なので、試してみてはいかがでしょうか。

Clean Architecture

ちょいちょい聞く機会が多くなってきているClean Architecture。どんなものかというと、MVVMやMVCといった
ソフトウェア開発のためのフレームアーキテクチャになります。
。。。わかりませんね。もう少し噛み砕くと、ソフトウェアを開発する上で、効率的に開発でき、バグが出にくく、
セキュリティが高いレベルで担保しやすい(バグがないわけでも、セキュアであるわけでもない)形で構築しやすくなる
フレームワークのことです。
すごく遠回しですが、ソフトウェア開発をする上での共通認識としてのフレームワークで、開発者のレベルを統一
しやすいと言われています。
が、そもそもの要求レベルが高いことと、そもそも理論に矛盾もあり、いいところと悪いところがあるとは思います。
参考)鵜呑みにしないで

RUST

※あくまでイメージです
C、C++に変わる言語として徐々に注目を集めている言語です。
Mozillaが応援していたり、MicrosoftやAmazon AWSでも採用を検討されていたりします。
C/C++と同等の処理速度で、静的に型が付く、コンパイラ言語となります。
また、静的に関数スコープ内の変数の寿命もわかり、自動でメモリを解放してくれます(GCより速いらしい)。
こんなところがすごいよ、というのは色々とあるのですが、それは別で書こうと思います。
使ってみたい方はこちらのページに従ってインストールすれば利用できます。
マニュアルも一応日本語になっているので、興味がある方は是非。
Rustマニュアル

本言語はSwiftやKotlinとは違い、よりローレベルのコーディング言語して採用されていく可能性が高い言語です。


GraphQL

これはWeb APIの規格の1つであり、REST APIの問題を解決するべく開発された規格です。
Facebookが作成した言語で、「クエリー言語」、と「スキーマ言語」から構成されます。Facebookで開発されたので、
自分たちはもちろん、最近ではNetflixやAirbnbなどで採用されています。
「クエリー言語」とは、APIのリクエストとレスポンスがほぼ同じ構成となっているという点が特徴です。
→RESTの場合は、「〇〇が欲しいよ」という要求に対して、「〇〇なら××とか△△だよ」と応答してましたが、
GraphQLの場合は、「〇〇したいから××をくれ」という要求を投げて、「××だよ」という応答をするイメージです。
つまり、APIとして必要なデータだけを取れるため、通信コストを下げられるのが最大の利点です。
ただし、事前の設計がより細やかになるので、設計にかかるコストが高くなります。
とはいえ、今後の潮流としてGraphQLはスタンダードになっていく可能性を秘めていますので、
会社としても取り組んでおきたい技術ではあります。

いかがでしたでしょうか。
聞いたことある、なにそれ、というものもあったかと思いますが、これから先どんどんとキーワードとして挙がってくると思われるものなので、押さえておいて損はないと思います。
エンジニアの方も、今更感はあるかもですが、一般的になっていく可能性が高まって来ているので、ウォッチしていってください。
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