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大型ですが・・・大容量モデルで優れた静音性
「Corsair HX1200」のスペック | |
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設計 | CWT |
容量 | 1200 W |
効率 |
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静音 | Lambda A(20~25 dB) |
ケーブル | フルプラグイン |
保護 |
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ファン |
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セミファンレス | 対応(温度制御) |
サイズ | 150 x 86 x 200 mm |
規格 | ATX12V v2.4 / EPS v2.92 |
保証 | 10年 |
参考価格 | 32800 円($ 294.99) |
2017年発売(5年前)の電源ユニットにもかかわらず、「Corsair HX1200」の価格と性能は現行モデルに対して十分な優位性を保っています。
比較的新しいXPG CYBERCOREのようなスマートさは持ち合わせていませんが、HX1200の性能は依然として高いです。コンデンサを埋め込んだ太いケーブルのおかげでリップル電圧が非常に低く、135 mm FDBファンでトップクラスの静音性です。
ではHX1200のハイレベルな基本性能を確認します。効率認証は80 PLUS PlatinumおよびETA Platinum(平均89.8%)を、静音認証はLambda A(平均22.6 dB)を取得しています。
負荷率20~60%(240~720 W)まで91%以上の効率、80%(960 W)まで90%以上の変換効率です。発熱が少なく、冷却ファンはなかなか回りません。
若干しきい値が高く設定された温度制御により、HX1200は負荷率50%(600 W)までファンが回らないです。並のミドル~ハイエンドスペック程度では、無音に近い静音性が可能です。
内部設計は大出力に適したフルブリッジLLC構成で、1次側コンデンサに日本メーカー品(ケミコン等)、2次側コンデンサも日本メーカー(日本ケミコン等)をふんだんに使っています。
高効率、静音性、日本メーカーコンデンサ採用。すぐれた性能と構成を持ちながら、価格は3万円台と比較的リーズナブル。大容量で静かな電源ユニットを選ぶならHX1200を推せます。
なお、HX1200の弱点は奥行き200 mmの巨大さと、取り回しの悪い太くて硬いケーブル類(※リップル抑制のためにコンデンサを内蔵)です。
PCケースに電源ユニットが入るかどうか、裏配線スペースに余裕があるかどうか、事前にPCケースの仕様をよく調べる必要があります。
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