2023年3月20日月曜日

Q(質問):  QUORAでの質問。日本でIT人材が育たない理由は?


A(回答):

Tanino Kenichi
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トライアンドエラーという概念自体認めないぐらい、間違いを恐れる国民性だからだと思います。

昔SIerの時も、確実に成功することだけをするよう、失敗しそうなことは先にしないようにしていました。

何かをして失敗すると、とても怒られます。それより何もしない方が、その方がよく考えてるとみなされて、怒られない。そういう国民性があるように見えます。

IT系は基本やることはすべて失敗の可能性があります。なので失敗の可能性がかなりあるとしても、やってみないと何も始まらないです。

でも日本の会社の場合、成功の可能性が高くないと始めないので、いつまでたっても始まらないという悪循環に陥ってると思います。

始めないからIT人材も育たないのでしょう。

そして、この国民性は強固なので、ちょっとぐらいトライアンドエラーをしてもいいよという人が、むしろ失敗を絶対認めない人だったりして、闇が深いような気がします。


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学校の教育からしてITじゃないからね。25年以上前のカナダでの中高教育ですら提出物はすべてタイピングして印刷かけなければいけなかった。自宅にパソコン無い人向けに学校にはタイピング用のマックが何台もあったよ。インターネットもまともにない時代でもパソコン使わないと卒業できませんでしたから。中高で計算機は使用し放題、むしろ使わないと解けない問題ばかり。一方で日本じゃ未だに手書きの履歴書にハンコ(学校教育とは関係ないか)、計算機も使わせないくらいでそろばん教育してるくらいですから。我が子を日本の学校に行かせようとはこれっぽっちも思ったことがない。パソコンと計算機相手にそろばんと書道、道徳で立ち向かう精神論的な教育ばかりしてるからなんの不思議もないな。

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知的生産物・生産活動に代価を払わない文化・民度だからだと思います。

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