インテンシティとはIntensity
インテンシティはイスラエルのHanita_Lenses社製のレンズです(https://www.hanitalenses.com/)。EU加盟国の基準を満たす製品に付与されるCEマークを取得しています。
最新の独自の光学技術『DLUテクノロジー(Dynamic light utilization technology)』で従来の回折型2焦点や3焦点より光効率が最大化し、遠方・遠中(133cm)・中間(80cm)・中近(60cm)・近方(40cm)の5ヶ所に焦点が合うレンズです。最適化された光エネルギー配分により光エネルギーのロスが6.5%と他レンズに比べ少なく、効率よく眼内に光を取り入れることが可能となります。さらに瞳孔径に応じて最適な配分になるように作られています。また、レンズ構造上グレア・ハローの影響も少ないことも大きな特徴の1つと言えます。
インテンシティは遠くから近くまでスムーズに見える、世界初の5つの焦点を持った眼内レンズです。
当院では5焦点のプレミアム眼内レンズインテンシティを田中院長の執刀で実施しています。
インテンシティを使用した手術は保険適応外のため、自費診療となります。
多焦点眼内レンズが向かない方
- 網膜疾患がある方
- 斜視がある方
- 極度に神経質な方
- 角膜不正乱視がある方
- 緑内障などで視野異常がある方
- ご高齢の方(70~75歳以上)
多焦点眼内レンズのデメリット
単焦点眼内レンズと比べてすっきりと見えない
(Waxy vision)
専門的には「コントラスト感度が低い」と言います。
視力検査は一定の環境下で測定されていますが、日常では色々な条件下で見ています。
曇り空や夕暮れの雨など、日常で一般的に見えにくさを感じる環境下では、多焦点眼内レンズの方がすっきりとは見えないと言われています。
日常生活が困難なほど感じ方が大きい場合は、眼内レンズの摘出が必要なこともあります。
グレア・ハローの光視現象
グレアやハローは夜間に見えることが多い光視現象です。単焦点眼内レンズでも見られることがありますが、多焦点眼内レンズで出現頻度が高いと言われています。
ほとんどは術後間もない頃で大きく感じられますが、時間の経過とともに小さくなり、気にならなくなっていきます。
しかし、日常生活が困難なほど感じ方が大きい場合は、眼内レンズの摘出が必要なこともあります。
治療のスケジュール
球面度数 | 乱視度数 |
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10D~20D(0.5Dステップ) | 1.0D・1.5D・2.25D・3.0D |
20.5D~30D(0.5Dステップ) | 1.0D・1.5D・2.25D・3.0D・3.75D・4.5D |
合併症
白内障で起こりうる合併症
乱視軸ずれ(乱視矯正レンズを挿入する場合)
度数ずれ
不適合
偶発症
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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8:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ― |
13:00~17:00※ | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | ― |
※…コンタクトレンズ新規作成の受付は16:00まで
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