内容紹介

 品質が高く、長持ちするコンクリートをつくるためにはどうすればいいのか――。
コンクリートはインフラの主たる材料として、防災や減災、安全・安心に快適な社会づくりに貢献しています。良質なコンクリート構造物を造り、長寿命化させることは、とても重要です。なぜなら、早期劣化による剥離や崩落で安全が脅かされたり、維持管理に膨大な税金を投じることにもなりかねないからです。
 本書は、ガイドラインや示方書の内容を、マンガと図解、写真で分かりやすく説明しています。
コンクリートを打設する建設会社、セメントメーカーなどの技術者、技能者から自治体・国の監督職員まで、現場の最前線でコンクリートの設計・施工に関わる全ての人に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

<目次>
●マンガ編
K建設の「コンクリート打込み」

●用語解説編
はじめに
施工段階:準備
施工段階:運搬
施工段階:打込み
施工段階:締固め
施工段階:養生
基本事項

●日経コンストラクション編
「10点満点」のコンクリート
品質確保策は復興道路へ伝播

あとがき
プロフィール、主な引用・参考資料など