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今は無きONKYOが2004年、会社の総力を結集して造り上げた重さ33kg超えの究極のAVアンプで定価は63万円となっています。
1番のポイントは真ん中に超強力電源部を鎮座させて両側にパワーアンプを左右対象に設置するツインモノラルシンメトリー設計。これによりdirectモード時にはピュアオーディオ以上のクオリティーで音楽が聴け、AVアンプの音が悪いという常識を根本から覆す火付け役となりました。
その後、各メーカーが60万クラスのAVアンプを発売していくわけですが、消費電力850Wの本機を超えるモデルは無いので事実上最強のAVフラッグシップとなるわけです。
とはいってもそれが仇となり、発熱に対して排熱が追い付かず故障する機体が多く出た事から、以降は別のモデルへとシフトしていきます。
当方はプロ用のパワーアンプをメインに使っていて消費電力1000W超えは当たり前。これら機種には必ず冷却ファンが付いており、このアンプも冷却ファンは付いていますが追加でデスクトップパソコンの30cmファン付側面パネルを天板に置いて強制冷却して使っていました。そのおかげでノントラブルで現在も稼働しております。見た目は悪いですが。
スピーカーは7.1chを二組同時に鳴らせる事が可能ですが複雑に接続させると故障の原因にもなるので基本的にはメインAのみの使用で全てのチャンネルより音出し確認済みです。映像はHDMIでモニターに出力していますが当時出来たばかりの規格なので今のHDMIより画質は劣ります。
超強力な電源部から繰り出される音は圧巻。ステレオモードでは高級プリメインアンプを遥かに凌ぐ力強い音ながら細かい一つ一つの音の再現が見事です。
当方はフロントバイアンプモードでTOAのコンサート用スピーカーSR-F3をフロントスピーカーに抜擢。超強力電源とハイパワートランジスターでモンスタースピーカーを難なく駆動出来ます。
付属品はリモコンのみで、取説はネットで閲覧出来ます。かなり複雑な操作が必要なのでオーディオ歴の長い方にピュアオーディオ用に使って頂けたらと思います。経験の少ない方は手を出さない方が良い機種です。
梱包時の重さが36kg程になるので佐川急便での発送になります。
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