https://ascii.jp/elem/000/004/126/4126968/
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realmeは、MWC2023で新製品発表会を開催し、新型スマートフォン「realme GT3」を発表した。世界最速の急速充電速度をサポートし、さらに透明パネルとライティング機能を備えた“魅せる”スマートフォンでもある。
ゲーム用途に適した144Hz対応のAMOLEDに背面が光る演出も
realmeはブース出展は行なわず、2月28日(現地時間)に会場内のカンファレンスホールで新製品発表会を開催。発表会後にホール前の限定エリアで新製品のタッチ&トライが実施された。なおrealmeはOPPOのグループ企業だが、MWC2023のOPPOブースでは製品展示が見られなかった。
realme GT3の主なスペックはチップセットがSnapdragon 8+ Gen 1、メモリーは最大16GBでストレージは1TB。ディスプレーは6.74型で解像度は1240×2772。144Hzリフレッシュレートでゲーミング用途にも向いた高解像度・高速駆動タイプのAMOLEDを搭載する。また、バッテリー容量は4600mAhで240Wの急速充電に対応している。価格は8GB+256GBモデルが649ユーロ(約9万4000円)から。
本体カラーはブラックとホワイトの2色展開。表面は平滑感の高いマットガラスで覆われており、指紋の跡は残らない。カメラは5000万画素と800万画素超広角、200万画素マクロを備える。フロントカメラは1600万画素だ。
本体サイズは75.8×163.9×8.9mm、重量は199gとギリギリ200gを切っている。カメラ性能はミドルレンジのため、側面から見てもカメラ部分の台座のでっぱりはそれほど大きくはない。
カメラ右側の透明パネルもrealme GT3の大きな特徴だ。内部の基板が見えるようなデザインになっており、「Snapdragon 8+ Gen 1」を模したプレートが中央に配置されている。さらにこのチップを囲むようにLEDライトがストライプ状に配置されており、着信や通知で点滅したり、ゲームプレイ時の効果音に合わせきらびやかに光らせることができる。
LEDライトのカスタマイズは設定から直接できる。ライトを光らせるアプリの選択や光の点滅パターン、点滅速度、ライトの色をそれぞれ手動で設定できる。アプリごとの設定もある程度可能。
背面が光るスマートフォンはたとえば「Nothing Phone (1)」が知られているが、realme GT3のライトはチップセットのプレート周りを光らせるだけと、それほど派手なものではない。しかしライトのエッジ部分に光のにじみのようなものは見られず、シャープに光ってくれる。背面のワンポイントにもなり、これだけでもかなり目立つ。さりげないようで、実は存在感のあるライティングと感じた。
10分そこそこで満充電
寝る前に充電という生活習慣が変わるかも
さて、最大の特徴の240W充電はOPPOが開発した急速充電技術「SUPERVOOC」を採用している。製品パッケージには240W対応の充電器とUSBケーブルが付属しており、購入してすぐに240W充電を利用できる。
その充電性能は、4600mAhのバッテリーを9分30秒で100%にまでする。10分かからずに充電できる速度は世界最速レベルであり、充電していることを忘れてしまうほどだ。
タッチ&トライコーナーにはこの240W充電を試すことのできるエリアもあった。残念ながらすべての展示端末がある程度充電された状態だったため、0%からの急速充電を試すことはできなかった。しかしUSBケーブルを接続するとみるみる充電されていく様子は確認でき、その高速度合いは他のスマートフォンにはないものだ。
約48%から満充電までの時間を確認してみようとしたが、スタッフからさまざまな説明を受けているうちに気が付けば100%に到達していた。その間、おそらく5分程度だったと思われる。このように240W急速充電は「気が付いたら充電されている」レベルだ。毎日の充電も夜の寝る前に充電器をセットする必要は無く、朝の出かけるまでの短い時間で満充電できるのである。realmeのスマートフォンは日本では販売されていないが、今後OPPOのスマートフォンにこの240W充電が搭載されるかもしれない。
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