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【2024年4月から高血圧の基準値が変わりました】
今まで病院受診の基準が140mmHgから
160mmHgに大幅引き上げ!
しかし、厚労省の説明文はかなり複雑なため
医師にもなかなか広まっていないのが現状…
そこで、20年以上
高血圧の基準値について問題提起を続ける
大櫛先生に緊急出演していただき、
この基準値改定について
徹底解説していただきました!
↓
ーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは。
ダイレクト出版
ヘルスアカデミー運営事務局の関です。
本日のメルマガでは、
『高血圧の薬が怖いワケ』についてお届けします。
講師は、
「高血圧の9割は正常です」
と断言する
東海大学名誉教授
大櫛 陽一(おおぐし よういち)先生
1971 年、大阪大学大学院工学研究科を修了。
その後、大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、
大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、
1988 年より東海大学医学部教授に就任。
医療情報学、医療統計学を専門にされており
日本のおかしな高血圧の基準値について、
20年以上問題提起を続けています。
大櫛先生は、こう語ります。
※このメルマガは、動画講座
データで解き明かす!病気をつくる日本医療の大罪 1巻
「本当は怖くない高血圧の真実」...より抜粋。
編集部にて一部編集を行なっています。
=====
「高血圧より、薬で血圧を下げる方が怖い」
これはしっかりとしたデータで出ています。
なぜか?
血圧を下げる薬には
無視できない、命に関わる副作用があるからです。
例えば塩野義製薬の公式データによると
血圧を下げる薬の副作用で
脳梗塞の死亡者が出ることがわかっています。
さらにいろいろな原因による死亡、
例えば風呂場の水死、交通事故の死亡、階段から転げ落ちる…
そういう死亡も全部入れると、
高血圧の薬をしっかりと飲んだグループの方の
総死亡者数が1.5倍になったのです。
つまり「血圧を薬で20mmHg以上下げると、死亡率が上がる」
ということがデータで明らかになっています。
ではこの試験がどんなものか、
詳しく見ていきましょう…
塩野義製薬が実施した “JATOS” という無作為化試験です。
無作為化試験というのは、お薬を飲む人と飲まない人を
ランダムに割り当てるというもので、
医者の方も誰に薬を飲ませたのか分かりません。
本物のお薬と同じ色、形、味のお薬と
偽物のお薬(プラセボ)を用意。
本物のお薬を飲むA群と、偽物のお薬を飲むB群に分けて飲ませ、
ある一定の期間後にどうなったのかを調べるという試験です。
これ(無作為化試験)が欧米では本当にお薬が効くかどうかを
きちんと調べるための試験としては一番正確だと言われています。
(画像出典:国立がん研究センター がん対策研究所)
この試験を塩野義製薬がカルシウム拮抗剤という
血圧を下げるお薬でやりました。
そして、A群とB群に分けて、
A群にはそのままの量を、
(※日本では偽物を飲ますというのに罪悪感や、
具体的に言いますと、
A群は血圧を20mmHg以上下げる、
B群は10mmHgほど下げる
というふうに分けたのです。
A群は大きく、B群は少し緩めに血圧を下げたということです。
対象者は大体同じ人数です。
すると…
・脳梗塞を発症したのはA群が多い
・脳梗塞による死亡者はA群にだけ出た
という結果が出ました。
そしてさらに最初にお伝えした通り、
いろいろな原因による死亡も全部入れると、
A群の総死亡者数が1.5倍になったのです。
ということで、高血圧の薬には
無視できない副作用があるんです。
この試験結果、
以前はホームページで公表されていたのですけれども、
今ホームページにアクセスすると消えています。
隠されたんですね。
==========
以上、
血圧を下げる薬の危険性について教えていただきました。
さらに大櫛先生は薬について、こう語ります。
「日本では、今まで高血圧の基準値が厳しすぎたせいで
必要がない人まで薬が処方されているのが現状です。
私は9割の人には血圧の薬は必要ないと考えています。
ただし、1割の人は持病などの関係から
薬で血圧を下げる必要があります。
ですから、減薬・断薬をお考えの方は、
必ず医師と相談の上で進めていただければと思います」
本日紹介した『血圧を下げる薬の危険性』を
ぜひ、日々のお薬や健康管理に
お役立ていただければ幸いです。
大櫛先生が発売された新刊本では
減薬・断薬の進め方にも触れていますので、
もしも気になる方は、ぜひお読みいただければと思います。
P.S.
東海大学名誉教授
大櫛 陽一先生の最新刊:
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すぐにお読みいただけます。
この本で読める内容は?
==========
・あなたは高血圧じゃない?
日本だけ “高血圧患者が多くなる”基準値のカラクリ
・「血圧は低ければ低い方が良い」の大嘘
めまい・失神・脳梗塞… 薬で血圧を下げることで起こる大病とは
・百寿者は血圧が高いほど自立度が高い
高齢者の高血圧がもたらす意外な “良い” 効果
・ついに厚労省が間違いを認めた。
16年かかった基準値改正、これが本当の基準値だ!
・血圧計の80%は不正確
「正確な血圧を測るために」知っておきたい “たった1つの” 鉄則とは
・「必要がないならば、こうやって薬を辞めよう」
血圧測定・減薬量・適した季節…具体的な手順を徹底解説
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関
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<本日の講師>
講師:
東海大学名誉教授 大櫛陽一
1971年、大阪大学大学院工学研究科を修了。
その後、大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、
大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、
1988年より東海大学医学部教授に就任。
2012年より東海大学名誉教授。
医療情報学、医療統計学が専門。
◉主な著書
・高血圧の9割は正常です
・長生きしたければ高血圧のウソに気づきなさい
・コレステロールと中性脂肪で薬は飲むな
・高血圧のほとんどは薬はいらない!50歳
・男性で155は正常値
・メタボの罠:「病人」にされる健康な人々
・「血圧147」で薬は飲むな
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