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ケーブル1本で実現する、34インチ+27インチ+16インチから成るトリプルモニターセットアップ
作業環境はロマンに溢れ、美しくあるとことも重要だが、自分自身の作業効率が上がらなければ意味がない。
作業効率のさらなる向上を目指し、4Kディスプレイを手放し49インチ型の超ウルトラワイドディスプレイ「49WL95C-W」を導入したが、低DPIという致命的な問題に直面。ロマンは現実に敗北を喫した。
長年の夢だったスタックモニター構成は引き続き採用し、メインとなるディスプレイを49WL95C-Wから34WK95U-Wに買い換えた。DPIの問題を解決しただけではなく、ディスプレイ性能が飛躍的に向上。ロマンレベルは49インチより低いと言わざるを得ないが、ロマンと実用性の絶妙なバランスを得ることに成功した。
34WK95U-W:ウルトラワイドながらHiDPIを実現
34WK95U-Wは、解像度5,120 x 2,160のウルトラワイドモニター。4Kディスプレイと比較して、約133%横長の解像度を持つ。リフレッシュレートは最大60Hzだ。
49WL95C-Wで問題だったDPIは、163.44ppi。僕が使用している27インチ型の4KディスプレイのDPI(163.18ppi)とほぼ同じになり、文字や画像の粗さは全く気にならなくなった。
左が49インチ、右が34インチ
Nano IPSパネルを採用し、DCI-P3の色域98%、sRGB135%をカバー。ハードウェアキャリブレーションもサポートする。VESA規格のDisplayHDR 600に対応し、ピーク輝度600cd/㎡を実現している。
入力端子はThunderbolt 3、HDMIが2つ、DisplayPortが1つ用意されている。Thunderbolt 3ポートは、接続したディスプレイに最大85Wの電力を供給できる。
同じウルトラワイドモニターでも、曲面型の49インチと平面型の34インチでは感覚が完全に異なる。49インチから34インチに買い替えたため、第一印象は非常に狭く感じた。実際に34インチと27インチという2枚構成では思うように作業ができず、16インチ型MacBook Proをサブディスプレイとして使用している。
曲面ディスプレイの没入感も恋しかったが、平面ディスプレイにすぐ慣れた。49インチに比べて物理的な幅が狭いため、平面でも特に困らない。
34インチに移行したことで、各ディスプレイの役割が明確になった。作業でメインに使用するアプリを余裕持って配置し、作業に直接関係ないが常時表示しておきたいTwitterアプリやチャットツールは別のディスプレイに置くことで、今までよりも作業に集中しやすくなった。
続いてこの作業環境を、どのようにして実現しているのかを解説する。
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