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Ignite UI for JavaScript を活用し、顧客ビジネス基盤の迅速なクラウド移行をサポート
株式会社パソナテック (以下、パソナテック) はパソナグループの一員として1998年に設立され、パソナグループの企業理念「社会の問題点を解決する」にのっとり、テクノロジー分野に特化して事業を展開しています。同社は新規事業から大企業、メーカーからWeb 企業までの幅広い業種、業態に対して ITソリューションを提供しています。サービスを提供している顧客として、マイクロソフト、楽天、ヒューレット・パッカード、ソフトバンクなど、業界の大手各社が含まれています。
見積もり、受注処理、請求や支払い、それに顧客管理といったお客様の事業遂行に必要なアプリケーション構築と並んで、クラウド サービスを基盤としたソリューション提供も、同社におけるシステム インテグレーション事業の要となっています。
事例の詳細 (PDF) をダウンロード課題
近年、クラウドベースの業務アプリケーションの開発需要が増加しており、同社に対する問い合わせは、2016年に前年の 2.5倍まで増加。
クラウド サービスを活用し、業務システム構築の需要に迅速に対応してきた一方、直感的かつ、パフォーマンスの高いユーザーインターフェース (以下、UI) を提供する事が課題。開発チームが最初に検討した他のスプレッドシート UIは、解決に至らず。
「お客様からは、Excel のような機能がないというご指摘を頂戴しました。また、アプリケーションで利用できるグラフィックスの範囲も限られていました。」ー パソナテック システムソリューション事業部、安部 礼那 氏
更に、画面におけるデータ処理をより高速化させる必要が生じる。
他の UI コントロールを数カ月試した後、同社開発チームはお客様の要件を素早く実現でき、また、パフォーマンス上の課題を解決する新しい UI コンポーネントとコントロールが必要であることを認識。
ソリューション
同社が提供する「むすぶサービス」において kintone とインフラジスティックスが提供する Ignite UI for JavaScript を組み合わせたソリューションを提供開始。
Ignite UI が提供する、リストのレイアウトやタイル管理など、レイアウト機能とそのカスタマイズ性からなるダッシュボード向けの機能が、複数の画面遷移や表示を行うことなく、1 画面でデータを表示、分析を行いたいという顧客のニーズを満たす。
テーブル表示に関しても標準では データの変更を 1 行ずつ行うことが求められるが、igGrid が持つ、複数行を一度に編集、保存するという機能が好評。
導入の効果
課題となっていた使い勝手とパフォーマンスの向上をそれぞれ実現。
kintone 上のデータを Ignite UI で可視化し、PC やタブレットといったマルチデバイスでの表示にも対応することで顧客が使用するデバイスのニーズに応えることが可能に。
より強力なデータ分析機能と直感的な UI 機能により、競争上の優位性を高め、顧客のビジネス ニーズを満たした。
「この取り組みは、競合他社とのサービス提供の差別化に役立っただけでなく、我々のお客様にとっても、Ignite UIが提供する豊富な機能がシステムに対して価値を付加できたということをご理解いただける結果となりました。」ー パソナテック システム ソリューション事業部、シニアマネジャー、新山 良平 氏
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