
勉強の為に転載しました。
http://www.1ginzaclinic.com/AMPK.html
【2型糖尿病とメタボリック症候群はがんの発生率を高める】
食物からブドウ糖が体内に吸収されて血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が上昇すると、膵臓のランゲルハンス島から分泌されるインスリンの働きによって血糖値が下がります。インスリンは51個のアミノ酸からなるペプチドホルモンで、筋肉細胞へのブドウ糖の取り込みや、脂肪細胞での脂肪合成、肝臓におけるグリコーゲン合成を促進します(下図)。
私たちの体はインスリンの働きによって血糖値が一定値以上に上昇しないように調節されていますが、インスリンの分泌量が低下したり働きが弱くなったために血糖値が高い状態が続くのが糖尿病です。
膵臓のランゲルハンス島が破壊されてインスリンを分泌できないために発症する1型糖尿病と、肥満や運動不足が原因となって発症する2型糖尿病の2つのタイプがありますが、日本人の糖尿病のほとんどは2型糖尿病で、中高年の太った人に多いのが特徴です。
2型糖尿病は遺伝的素因を持つ人(血縁の人に糖尿病の人がいるなど)...