クライアントさんのサポートで海外の予約システムと決済システムのリサーチをしたのでシェアしたいと思います。
目次
Calendlyとは?
まず「Calendlyって何?」というところから。
Calendlyは海外の予約システムで、簡単な操作性と外部サービスとの容易な統合で、セッションの予約などの手間を無くすことができます。
Calendlyのインテグレーション
Calendlyでは様々な外部サービスとの連携が可能です。
現在時点(2019年1月)では、次のサービスとの連携を行えます。
- Chromeブラウザ
- Salesforce
- zoom
- GoToMeeting
- stripe
- PayPal
- Google Analytics
- zapier
zapier(ザピア)は、サービスとサービスを連携して、あらゆる作業プロセスを自動化するためのインテグレーションサービスです。
zapierを使うと、例えば予約があった際に、メールでの通知が基本なのですが、他にもChatWorkやSlackなどのチャットアプリにスケジュールリマインダーを送ったり、予約やスケジュール管理の点が大幅に削減されます。
他にも最近追加されたサービスですが、オンライン会議システムzoomとの連携が可能。
zoomと連携をすると、予約時点でzoomの会議ルームIDが自動発行されていきます。
また、Googleカレンダーとも連携でき、予約時点でカレンダーに自動登録されるなど個人でコンサルティングやセッションを行う際に手間が激減します。
では、実際にケーススタディを見ていきましょう。
Calendlyケーススタディ
例えば、クライアントさんへの有料のセッションを予約して頂く場合に、色々な手間がありませんか?
- 日程調整
- 申し込み
- 決済
- 手帳などにセッション日程を入れる
- セッションの日程を覚えておく
- セッション当日にセッションを行う
ざっくりと書いただけでも6手順もあるわけです。
で、ぼくはCalendlyを使って、セッションの予約はクライアントさんにやって頂きます。(これ、実は自動化ですよ)
セッションの予約が入ったら、以下のようにGoogleカレンダーに勝手に予約が入ります。
しかも、先ほどのインテグレーションでお伝えしたように、CalendlyとZoom(オンライン会議システム)との連携も済んでいるので、勝手にZoomの会議室ルーム番号が設定されます。
更に、こちらはGoogleカレンダーの機能ですが、リマインドメールを送ってくれるのでセッションを忘れることもないわけです。
すごくないですか?
他にも、Zapier(ザピア)を使うと予約を受けたタイミングで事前アンケートフォームなども勝手に送れてしまうこともできます。
と、ここまでは提供者視点。
次からはクライアント(予約をする側)視点です。
まず、予約がめちゃくちゃ簡単です。
たったの3ステップ。
クライアントさんの予約ケーススタディ
日にちを選ぶ
時間帯を選ぶ
ここでStripe(決済サービス)との連携が行われており、予約画面上でクレジット支払いができてしまうわけです。
すごくないですか?
決済を受けたら、領収証の発行なども自動的に行われます。(これはStripeより)
Calendlyを導入するだけでも、相当な作業コストが削減されますので、個人でセッションをやっている起業家の方はかなりおすすめのサービスになります。