https://news.yahoo.co.jp/articles/af1a00db56ad99995861104c5d734cc456c52f03
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朝にたんぱく質を多く含む食事をとることが、筋肉の増加に効果的であることを動物実験で確認したと、早稲田大の柴田重信教授(時間栄養学)らの研究チームが発表した。食事の量とタイミングを活用した高齢者の健康維持法につながると期待される。論文が米科学誌セル・リポーツに掲載された。
たんぱく質は筋肉の維持に重要であることが知られている。チームはマウスに、牛乳由来のたんぱく質「カゼイン」の量を朝食と夕食で変えた餌を2週間与えた。その結果、朝食でたんぱく質を多く与えたグループは、夕食で多くしたグループに比べ、足の筋肉の増加率が3割増えた。
体内時計が働いていないマウスは、朝食にたんぱく質を多く与えても筋肉増加効果はみられず、体内時計が重要な役割を持っているとみられるという。
一方、65歳以上の高齢女性60人を対象とした観察研究でも、朝食でたんぱく質を多くとっている人の方が筋肉の量が多く、握力も強い傾向がみられたという。
山梨大の中尾篤人教授(アレルギー学)の話「食事のタイミングが筋肉に影響しているとする興味深い結果だ」
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