2024年4月14日日曜日

iPS細胞を全自動作製できる技術を開発…京大財団とキヤノン、費用大幅減・品質安定 2024/04/12 15:00

https://www.yomiuri.co.jp/science/20240412-OYT1T50101/

https://www.yomiuri.co.jp/science/20240412-OYT1T50101/

iPS細胞の自動製造装置の模型(キヤノン提供)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全自動の装置が完成すれば、人の手が必要なのは血液や試薬のセットと、iPS細胞を回収した容器を取り出す作業だけとなり、品質の安定につながるという。臨床試験などを行う大学や企業に対し、作製したiPS細胞を提供し、患者に移植することを想定している。

 財団は、患者本人の細胞から医療用iPS細胞を短時間に安価で作製する「my iPSプロジェクト」の一環として、この技術開発を進めており、1人あたりのコストを「100万円程度」に下げる目標を掲げる。キヤノンメディカルシステムズ研究開発センターの山口陽介さん(45)は「できるだけ早く患者由来のiPS細胞を作り、治療に生かしたい」と話している。

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