ロームは従来よりサイズを5割小さくしたアナログ半導体の新製品を開発した。スマートフォンやウエアラブル端末向けで、温度や圧力を計測したセンサーの信号を増幅してマイクロコンピューターなどに伝える「オペアンプ」と呼ばれる製品。不要なノイズ(雑音)も従来より5分の1程度に抑えた。
開発したCMOSオペアンプのサイズは縦0.58ミリメートル×横0.88ミリメートルで世界最小クラスだという。回路設計やパッケージの方法を工夫した。サンプル価格は1個税別で220円。5月から量産を始め、月10万個の生産を可能としている。
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