2020年3月4日水曜日

ls よりも exa を使おう!モダンな Linux コマンド達を紹介

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はじめに

最近 GitHub で Rust 製の Linux コマンドを実装しているリポジトリをよく見かけるようになりました。使ってみるとカラフルでとてもオシャレな表示を行うコマンドが多くて便利でしたので、見つけたコマンドを一気に紹介していきたいと思います。

exa

まずは ls コマンドの代替である exa の紹介です。
上記の画像を見ると分かる通り、カラフルで見やすいですね。右図のようにディレクトリのツリー表示にも対応しています。さらに --icons オプションを付けると、ファイルタイプに応じたアイコン表示も可能です。

bat

続いて cat コマンドの代替である bat の紹介です。
ファイルの拡張子に応じてソースコードを色付けして表示してくれます。また less のようなページャの機能も持っており、行数の長いファイルを渡すと自動でページャモードで開いてくれます。

hexyl

hexyl はバイナリダンプコマンド od の代替コマンドです。bat の開発者と同じ方が開発しています。
バイナリをダンプすること自体があまり多くないかもしれませんが C++ を使った低レイヤの開発をしていると、まれにバイナリの中をダンプしたくなることがあります。

fd

続いては find コマンドの代替である fd です。こちらも bat と同じ方が開発しています。
fd は検索速度の速さがウリの検索コマンドです。find に比べるとかなり速いです。検索時に .gitignore で指定されたディレクトリは自動で無視してくれる機能が付いています(無視しないようにすることもできます)。

procs

procs は ps の代替コマンドです。
--tree を付けると親プロセス・子プロセスの関係をツリー表示してくれます。

ripgrep

ripgrep は grep の代替コマンドです。
コマンド名は rg となっています。fd と同じく、速さがウリになっています。また Visual Studio Code のクイックオープン (Ctrl + P) でも ripgrep が使用されています。

まとめ

CLI がカラフルだと視認性が向上するので、開発もしやすくなるのではないかと思います。ぜひお試しください。

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