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はじめに
最近 GitHub で Rust 製の Linux コマンドを実装しているリポジトリをよく見かけるようになりました。使ってみるとカラフルでとてもオシャレな表示を行うコマンドが多くて便利でしたので、見つけたコマンドを一気に紹介していきたいと思います。
exa
まずは
ls
コマンドの代替である exa の紹介です。
上記の画像を見ると分かる通り、カラフルで見やすいですね。右図のようにディレクトリのツリー表示にも対応しています。さらに
--icons
オプションを付けると、ファイルタイプに応じたアイコン表示も可能です。
bat
続いて
cat
コマンドの代替である bat の紹介です。
ファイルの拡張子に応じてソースコードを色付けして表示してくれます。また
less
のようなページャの機能も持っており、行数の長いファイルを渡すと自動でページャモードで開いてくれます。
hexyl
バイナリをダンプすること自体があまり多くないかもしれませんが C++ を使った低レイヤの開発をしていると、まれにバイナリの中をダンプしたくなることがあります。
fd
fd
は検索速度の速さがウリの検索コマンドです。find
に比べるとかなり速いです。検索時に .gitignore
で指定されたディレクトリは自動で無視してくれる機能が付いています(無視しないようにすることもできます)。
procs
procs は
ps
の代替コマンドです。--tree
を付けると親プロセス・子プロセスの関係をツリー表示してくれます。
ripgrep
ripgrep は
grep
の代替コマンドです。
コマンド名は
rg
となっています。fd
と同じく、速さがウリになっています。また Visual Studio Code のクイックオープン (Ctrl + P) でも ripgrep
が使用されています。まとめ
CLI がカラフルだと視認性が向上するので、開発もしやすくなるのではないかと思います。ぜひお試しください。
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