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2020年12月10日 17:40 まいどなニュース
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写真 幻の2021年7月19日「海の日」=9日、兵庫県内 |
12月4日、東京オリンピック・パラリンピック特別措置法等の一部を改正する法律が公布されました。これに伴い、すでに決まっていた2021年の国民の祝日のうち3つが移動し、祝日が平日に変わる日も。ということは、手元にある2021年のカレンダーや手帳を修正しなければ…!
【写真】「2021年限定の特例」祝日移動を知らせる、12月4日の官報
■祝日の移動は「2021年限定の特例」
内閣府のホームページ内「令和3年(2021年)の祝日について」を引用します。
「令和3年(2021年)に限り、『海の日』は7月22日に、『スポーツの日』は7月23日に、『山の日』は8月8日になります。8月9日は休日となります」
祝日を移動する理由は、東京オリンピック・パラリンピック大会期間中の「アスリート、観客等の円滑な輸送と、経済活動、市民生活の共存を図るため」。3つの祝日の移動は「2021年限定の特例」だそうです。
■もともと祝日だった日はどうなる?
ではもともと祝日だった日はどうなるのでしょうか。首相官邸ホームページに答えがありました。
「2021年は、祝日ではなくなります。たとえば、『国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)』の規定によれば、『スポーツの日』は10月第2月曜日ですが、2021年10月11日は平日になります。『海の日』(2021年7月19日)と『山の日』(2021年8月11日)も同様となります」
■「間違って会社休んじゃいそう」
ツイッター上には「もっと大々的に告知してくれ」「間違って会社休んじゃいそう」「休みの日に会社行きそう」「知らなかった」「書き換え面倒くさい」「訂正シール作らないと」など、驚きや困惑の声が並びます。
■手書きで書き換えしてみた
カレンダーや手帳のメーカー数社に確認すると「2月の時点の暦情報を基に進行しています」。筆者が10月に購入した来年用の手帳にも欄外に「祝日・休日の内容は2020年2月現在のものです。祝日法の改正により変更になる場合があります」と注意書きが添えられていました。
ツイッター上には、二重線で消して太字ペンで書き換える人や訂正シールをパソコンで作って貼る人などさまざま。大きな日めくりカレンダーを前に「どうするんだこれ」と途方に暮れる人もいました。
筆者も自力で修正することにしました。修正箇所は全部で7カ所です。
7月19日 祝日・海の日→平日
7月22日 平日→祝日・海の日
7月23日 平日→祝日・スポーツの日
8月8日 日曜日→祝日・山の日
8月9日 平日→振替休日
8月11日 祝日・山の日→平日
10月11日 祝日・スポーツの日→平日
白無地のシールを購入。日付のマスのサイズに切り、日付や祝日名を手書きし貼りました。不格好ですが間違えるよりはマシです。
祝日移動だけでなく、平日への書き換えもお忘れなく。7月19日、8月11日、10月11日は平日です。みなさんご注意を。
(まいどなニュース・金井 かおる)
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