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政府の2021年度国債発行計画の概要が18日、判明した。発行総額は過去最大の236.0兆円。当初計画としては20年度の1.5倍と、国内総生産(GDP)の4割に相当する異例の規模に膨らむ。新型コロナウイルス感染拡大を受けた追加経済対策の財源として発行した分を含め、過去に大量発行した国債の借り換えが急増するためだ。
国債には、社会保障関係費など一般会計予算の財源不足を補う新規国債のほかに、過去に発行した国債の償還に充てる借換債、財政投融資事業の財源となる財投債、東日本大震災からの復興費用を賄う復興債がある。
来年度計画では、全体の6割を占める借換債が20年度当初計画比39.2兆円増の147.2兆円となる。新規国債は11.0兆円増の43.6兆円。
一方、市場関係者が注目する入札方式での定期的な国債発行額(カレンダーベース市中発行額)は221.4兆円。20年度当初計画(128.8兆円)比1.7倍、第3次補正後(212.3兆円)をも上回る規模になる。
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