https://www.yomiuri.co.jp/economy/20201222-OYT1T50188/
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第一生命保険は22日、元営業職員の80歳代の女性が顧客から計約19億円を詐取したとされる問題に加え、新たに3人の職員が顧客から金銭を不正に取得していたと発表した。
本社契約サービス部の50歳代の女性職員は、顧客から年金契約の支払い請求があったように装い、上司らの印鑑を無断で使用して自身の家族の口座へ計約5230万円を送金していた。福岡県の30歳代の営業職員は虚偽の話を持ちかけて顧客3人から計約865万円を、神奈川県の60歳代の営業職員は、虚偽の説明を行い顧客4人から計約503万円を、それぞれ不正取得していた。3人はいずれも懲戒解雇とした。
第一生命の稲垣精二社長は同日、記者会見し、「不正事案を発生させたことを非常に重く受け止めている」と陳謝。顧客との金銭の授受の禁止を徹底するなどの再発防止策を発表した。
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