2021年2月22日月曜日

クレームは、多様性を進めるチャンス

 多様性を考えるときマイノリティ側をどう活かすかではなく、「マイノリティ側が不利である社会の構造に気づくこと。そしてそれを改善していくこと」が本質なのだと話すのは、東京大学の星加良司准教授。現代社会はマジョリティ側の考え方や方法を前提とした仕組みに基づいており、彼らにとって「当たり前」のシステムに不均衡を見つけ出すのは難しい。だからこそマイノリティ側の声にもっと耳を傾ける必要がある。たとえそのような声がクレームや炎上という形でもたらされたとしても、それをリスクではなく課題と捉えることが組織の中の多様性を推し進め、固定概念を超えて新たな発想やイノベーションにつなげることも可能だと同氏は考えている。

 

クレームや炎上を、よりポジティブな文脈で組織変革につなげていくことが、ブレイクスルーになるのです。

0 コメント:

コメントを投稿