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2021年06月15日 09:31 日刊SPA!
写真 写真はイメージです |
◆大予測!BTC『年内1000万円』説の根拠
「’21年後半に向けて、ビットコイン(BTC)は再び大きく上がるとみています。目標価格は控えめに考えて1BTC=800万円。強気なら1000万円がメドです」
そう力強く言い切るのは「FXcoin」のシニアストラテジスト、松田康生氏だ。昨年後半から急騰したBTCは4月に史上最高値707万円をつけてから急落し、6月14日現在は400万円台半ばをさまよっている。しかし、松田氏は「まだ上がる」と強気だ。
「5月の急落は、テスラがBTC決済を中止したりしたことが一因でした。ただ、これは市場の過剰反応でしょう。CEOのイーロン・マスクも、BTCを売らない方針を明らかにしています」
◆ビットコインETFの動向が行方を左右する?
また、今回の仮想通貨バブルの場合、4年前とは投資する“プレーヤー”の性質が違うという。
「4年前のバブルは個人マネーが中心でしたが、今回は世界の富裕層や巨大企業の資金が動いています。今年に入り、スイスのUBS銀行など大手金融機関がBTC商品を提供するとの報道も相次ぎました。
UBS銀行は世界中の富裕層に愛用される銀行。彼らが無視できないほど、富裕層の仮想通貨投資意欲が高まっている証拠です」
そんなBTC価格の行方を左右しそうなのが、アメリカで進んでいるビットコインETFの動向だ。
「現在、アメリカでは6つの企業がビットコインETFを申請中で、米証券取引委員会(SEC)が審査を進めています。これが承認されれば、機関投資家から莫大な資金が流入することになる。
これまでもETF承認の噂はありましたが、今年こそは通るとみています。なぜなら、先例となる金ETFではアメリカより先にカナダが承認しました。同じように、今年ビットコインETFがカナダで承認され、いよいよ舞台が整いつつある」
◆「高値2000万円」の予想も
また、松田氏よりも強気に「高値2000万円」を予想するのは、個人投資家のひろぴー氏だ。その根拠として「半減期」を挙げる。
「半減期とは、4年に一度、BTCのマイニング報酬が半減する期間のことです。直近だと’20年にあり、その前は’16年。さらにその前は’12年で、いずれも半減期後にバブルが訪れているんです。
半減期を過ぎると新規に発行されるBTCが半分になるため、需給バランスが崩れることが原因ともいわれています。前回のバブルが高値をつけたのは半減期から17か月目でした。今回も同期間とすれば、今年12月ということになる」
◆バブル本番はこれから!?
では、そのときの価格は?
「前回は1BTC=500ドルから始まり、一時調整して3000ドルが押し目となり、2万ドルに到達しました。今回は5000ドル(コロナショック後の安値)から始まり、6万5000ドルまで上昇(今年4月)した後に大幅反落となり、押し目が3万ドルをつけた格好。5000ドル→3万ドルと、ゼロが1桁違います。
そう考えると、ボラティリティ的に高値は20万ドル(約2200万円)あたりをつけてもおかしくありません。現在のサポートラインである3万ドルを割ってくると弱気相場入りの可能性もありますが、フィデリティなど世界最大規模の投資信託会社が“数兆円規模の機関投資家マネー”として動きだしており、基本は上方向かと思います」
バブル本番はこれからなのだ。
【松田康生氏】
「FXcoin」シニアストラテジスト。三菱銀行、ドイツ銀行グループを経て現職。伝統的な金融市場から仮想通貨まで精通するプロ中のプロ。ツイッターは@FXcoin_matsuda
【ひろぴー氏】
会社員時代にFXを開始し億超え。起業後は仮想通貨取引所のシステム構築などを行う。著書に『少額でも月30万円儲かるビットコイン革命』。ツイッターは@hiropi_fx
<取材・文/週刊SPA!編集部 画像作成/造田 健 図版/松崎芳則(ミューズグラフィック) 写真提供/PIXTA Shutterstock.com>
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