映画館
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映画館採用例 立川シネマシティ (日本)
シネマシティ様ではLEOPARDをはじめ、Meyer Sound製品を多数ご採用頂き、極上音響上映、極上爆音上映システムをお楽しみいただけます。
東京の大都市圏に位置する立川シネマシティは、封切メイン作品を優れた音質で上映する映画館として知られています。複数シアターを備えたシネコンで一番大きい上映室(シネマ・ツー a スタジオ)に実際に足を踏み入れると、スクリーンの外側に LR のチャンネル スピーカとして Meyer Sound の LEOPARD アレイ2セットが、客席から見えるように配置され、桁外れのソニック体験が待ち受けていることがすぐにわかります。
システムがグレードアップしたとの観客からの声は、興行的にも反映されています。 「他の劇場では聞こえないような細部まで聞こえ、音のリアリティがすごいとの高い評価をいただいています。」と、立川シネマシティ企画室長の遠山武志氏は言います。 「2015 年の動員数は前年度より30%アップし、2016 年度は更に伸びています。 もちろん音質の向上だけが理由ではありませんが、Meyer Soundシステムがシネマ体験に深みと繊細さを加える力を証明したのは間違いありません。」
LR スクリーンチャンネルとして、1 台の 900-LFC 低域コントロールエレメントの下に各6台の LEOPARD ラインアレイスピーカ がフライングされ、センターアレイとしては 8 台の LEOPARD が、同じく 1 台の 900-LFC 低域コントロールエレメントと共に、 スクリーン裏に吊られています。更に低域をパワフルにする 2 台の 1100—LFC 低域コントロールエレメントに加え、客席を囲む 12台の HMS-12 サラウンドスピーカが設置されています。音のディテールを強化するため、後列のシートには4台の MM-4XP スピーカも配備されています。システムは Meyer Sound 代理店である東京のアートウィズ社(旧 ATL)が納入しました。
「LEOPARD システムを選択したのは映画館音響の常識を超えるためでした。」と遠山氏は言います。「我々はミキシングスタジオ で録音された音を、劇場で正確に忠実に再現できるよう音響設計を行いました。」 視覚的にも威圧感のある LEOPARD アレイが特に反響を呼んだのは、「マッドマックス、怒りのデス・ロード」の再上映時で、無数 のスピーカを積載した装甲車「ドゥーフワゴン」 が戦意高揚のためロックを轟かして砂漠を走っていくシーンが特徴的です。 「再上映は大きな成功を収めました。」と遠山氏は振り返ります。「ファンの皆さんは、LEOPARD と 1100-LFC の写真を撮って Twitter や Instagram にアップしていました。」
今回の新しいシステムは、まず 2015 年に 1100-LFC を導入し、2016 年に LEOPARD、その後サラウンドシステムを HMS-12 に入れ替えて完成となりました。
a スタジオは、シネマ・ツー大の 384 席、Sony SRX-R320 デジタルシネマプロジェクターと、4.45 m x 10.5 m の シルバー スクリーンを備えます。改装前の音響システムとしては、メインスピーカに Meyer Sound の MTS-4A、サブウーファは 650-P、 サラウンドとして UPJ-1P を使用していました。 シネマシティは東京都立川市、立川駅前に 1994 年にオープン、シネマ・ツーが 10 年後にオープンしました。シネマ・ツーには全部で5シアターあり、 総客席数は1245席です。
東京都立川市シネマシティ 【映画】 6000万円超のスピーカーによる 『 マッドマックス 怒りのデスロード 』
http://blog.livedoor.jp/cloudcityblog/archives/47660467.html
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https://video.fc2.com/content/202105262A5LHwdu
↑ 数年前のものだが、立川シネマシティの音響に関する意識がわかる動画。
評価:★★★★★
ーーフュリオサが、最初にハンドルを裏切りの方向に切ったとき、その手はこのように震えただろうか?
http://cinemacity.co.jp/wp/wp-content/uploads/mm2ndflyer_... より
立川シネマシティは立川にあるシネコンである。
同館は2015年初夏に『マッド・マックス 怒りのデスロード』の公開に応えるため、Meyer Sound社製で数百万円する高性能サブウーファーを導入した。
そのときの感想は以下のリンクから。
【映画】『 マッドマックス 怒りのデスロード 』 ⇨ http://cloudcity-ex.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_di...
しかし、である。
それから一年もたたないうちに同館がまたやらかしてくれた。
シネマ・ツーのaスタジオの前面、左右とセンターのスピーカーを新たに入れ換えたのだ。
左右にMeyer Sound社製[LEOPARD](レパード)6台+サブウーファー[900-LFC]1台、そしてセンターには[LEOPARD]8台+[900-LFC]1台と、合わせて23台ものスピーカー。
今回は全部ひっくるめて6000万円を超える投資だ。
「マッドに対してマッドで応える」という冒頭に貼ったリンクのPDFにある文句のとおりで、この正直さはぜひ我が国の政治家の皆さんにも見習ってもらいたい。
これまで他の新作映画を観るのに忙しくてなかなか行けなかったのだが、遂に昨日(水曜日)の20:50分の回に行ってきた。
上映が始まるまでは、正直言って前に観たバージョンとの違いがわかるほどの変化はないんじゃないかと侮っていたが、ごめんなさい。
最初の音が出た瞬間に心が震えた、椅子と一緒に。
僕はこの映画で一番好きなのは、冒頭の荒野にマックスがインターセプターと一緒に立っているシーンだ
そのカットがドン!と出た瞬間が「きた!」という感じで一番高揚するのだが、今回はこれまでとは違ってそのカットが出る前、音響が鳴った瞬間に「きた!」がきた。
こんなにもクリアでストレートに飛んでくる音は受けたことがない。
爆音なのに全然やかましくない。
あまりの聞き取りやすさに空気まで澄んでるみたい。
前回は重低音で椅子が震えていたが、今回は重低音でなくても震える。
3割、4割増しは当たり前のマシマシ状態。(当社比)
詳しくはこちらとか、こちらを参照のこと。
「マッドマックス」再上映に6000万円のスピーカー導入 狂気に満ちた担当者に話を聞いた ⇨ http://ow.ly/iWSJ300BF2e
映画館の常識を破壊した男からの手紙 ⇨ http://ow.ly/Z0ah300BFbe
「DVDで十分」という映画ファンもたくさんいるし、僕も日々TSUTAYAのお世話にはなっているが、これだけの体験ができるのなら、それは映画館に足を運ばせるだけの引力になり得る。
上映終了後には拍手が起こっていた。
わかる。
監督のジョージ・ミラーはもちろんのこと、これだけの音響装置を揃えた同館スタッフも含めた、この環境をセットしてくれた全ての人に感謝の念が湧いてくる。
感謝感激雨あられ。
最初は話の種にと思って足を運んだ人たちが、やがて常連さんになっていくのも、さもありなん。
こりゃあ、『ガルパン』の極上爆音上映も観たほうがいいかな。
2016年05月26日
P・ カチハヤ・理想さんの日記
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