2020年5月30日土曜日

東京都立川市シネマシティ 【映画】 6000万円超のスピーカーによる 『 マッドマックス 怒りのデスロード 』

http://blog.livedoor.jp/cloudcityblog/archives/47660467.html
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https://www.facebook.com/masahiro.ishizuka.54/videos/4287669111264928

https://video.fc2.com/content/202105262A5LHwdu

↑ 数年前のものだが、立川シネマシティの音響に関する意識がわかる動画。



評価:★★★★★

ーーフュリオサが、最初にハンドルを裏切りの方向に切ったとき、その手はこのように震えただろうか?
http://cinemacity.co.jp/wp/wp-content/uploads/mm2ndflyer_... より


立川シネマシティは立川にあるシネコンである。

同館は2015年初夏に『マッド・マックス 怒りのデスロード』の公開に応えるため、Meyer Sound社製で数百万円する高性能サブウーファーを導入した。


そのときの感想は以下のリンクから。

【映画】『 マッドマックス 怒りのデスロード 』 ⇨ http://cloudcity-ex.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_di...


しかし、である。

それから一年もたたないうちに同館がまたやらかしてくれた。

シネマ・ツーのaスタジオの前面、左右とセンターのスピーカーを新たに入れ換えたのだ。


左右にMeyer Sound社製[LEOPARD](レパード)6台+サブウーファー[900-LFC]1台、そしてセンターには[LEOPARD]8台+[900-LFC]1台と、合わせて23台ものスピーカー。

今回は全部ひっくるめて6000万円を超える投資だ。

「マッドに対してマッドで応える」という冒頭に貼ったリンクのPDFにある文句のとおりで、この正直さはぜひ我が国の政治家の皆さんにも見習ってもらいたい。

これまで他の新作映画を観るのに忙しくてなかなか行けなかったのだが、遂に昨日(水曜日)の20:50分の回に行ってきた。

上映が始まるまでは、正直言って前に観たバージョンとの違いがわかるほどの変化はないんじゃないかと侮っていたが、ごめんなさい。

最初の音が出た瞬間に心が震えた、椅子と一緒に。

僕はこの映画で一番好きなのは、冒頭の荒野にマックスがインターセプターと一緒に立っているシーンだ

そのカットがドン!と出た瞬間が「きた!」という感じで一番高揚するのだが、今回はこれまでとは違ってそのカットが出る前、音響が鳴った瞬間に「きた!」がきた。

こんなにもクリアでストレートに飛んでくる音は受けたことがない。

爆音なのに全然やかましくない。

あまりの聞き取りやすさに空気まで澄んでるみたい。

前回は重低音で椅子が震えていたが、今回は重低音でなくても震える。

3割、4割増しは当たり前のマシマシ状態。(当社比)


詳しくはこちらとか、こちらを参照のこと。

「マッドマックス」再上映に6000万円のスピーカー導入 狂気に満ちた担当者に話を聞いた ⇨ http://ow.ly/iWSJ300BF2e

映画館の常識を破壊した男からの手紙 ⇨ http://ow.ly/Z0ah300BFbe


「DVDで十分」という映画ファンもたくさんいるし、僕も日々TSUTAYAのお世話にはなっているが、これだけの体験ができるのなら、それは映画館に足を運ばせるだけの引力になり得る。

上映終了後には拍手が起こっていた。

わかる。

監督のジョージ・ミラーはもちろんのこと、これだけの音響装置を揃えた同館スタッフも含めた、この環境をセットしてくれた全ての人に感謝の念が湧いてくる。

感謝感激雨あられ。

最初は話の種にと思って足を運んだ人たちが、やがて常連さんになっていくのも、さもありなん。

こりゃあ、『ガルパン』の極上爆音上映も観たほうがいいかな。

2016年05月26日
P・ カチハヤ・理想さんの日記

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