2021年9月5日日曜日

「こんな発想なかった…」 どちらからでも読めるようにデザインされた「止まれ」が話題に

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まいどなニュース

写真どちらからでも「止まれ」※siunさん提供
どちらからでも「止まれ」※siunさん提供

どちらからでも読めるようデザインされた道路標識風の「止まれ」がSNS上で大きな注目を集めている。

【写真】正面から見ると実に不思議なデザイン

このデザインを考案したのは広告制作会社勤務のグラフィックデザイナー、siunさん(@bamboo811)。

正面から見るとわかりづらいのだが、三文字揃うとどちらの方向からでも「止まれ」に読めてしまう不思議なこのデザイン。その発想力と巧みな技術にSNSユーザー達からは

「すげ。プラシーボの心理学だ。」
「一回見た後「あれ?『ま』ってどうなってたっけ?」となって二度見して理解しました 思いこみの力ですね…」
「ただただ凄いです。こんな発想なかった。。」
「これスゴイ!!!
必要性は分からないけど、何となく事故が減りそう。何でかな??」

など数々のコメントが寄せられている。siunさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):こちらをデザインされようと思われたきっかけをお聞かせください。

siun:定期的に「アンビグラム」と呼ばれる180度回転させても読める文字などを制作していて、そのうちの一つがこちらの作品です。この作品を作る過程でただ文字をデザインするだけではなく、実際に使われる状況を想定してみたらより面白いのではないかと思い制作しました。

中将:プロのデザイナーの方でもにわかには思いつかないデザインだと思いました。制作にあたりこだわられたこと、ご苦労されたことなどお聞かせください。

siun:回転させた後の状態もイメージしながら制作しなければいけないので、何度も試行錯誤を繰り返しながら制作しました。

中将:これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。

siun:様々な問題があるので実際に使えるかはまた別の話だと思うのですが、身の回りにあるアイデアのヒントに対して少しでも目を向けて考えるきっかけにしていただければと思います。

◇ ◇

今回の反響について「SNSに随時制作したものを掲載していますのでご覧いただけると嬉しいです。またご依頼、ご相談も受け付けていますのでご連絡いただければと思います」とsiunさん。ご興味のある方はぜひsiunさんのSNSアカウントをチェックしてその卓越したセンスに触れていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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