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Octane Japan 編集部
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未開封、未使用といった新品同様のものは、ときに中古市場において新品以上の価値を持つことがある。特に発売されてから時間がたったものかつ、そもそも世にあまり数量が出回っていないものであればるほどでその価値は上がっていく。先日アメリカで開催されたオークションでは、1987年に発売された有名ゲーム「ゼルダの伝説」の数ヶ月間のみ販売されていた初期ロットの未開封品が、なんと9580万円で落札されたそうだ。 長い眠りから今、ついにF50が目を覚ます!(写真37点) 最近自動車界における、この「ゼルダの伝説」が発見されたという衝撃的な情報が入った。 その車は「フェラーリF50」。1995年にフェラーリが創設50周年を記念して販売された349台限定のスペチアーレモデルだ。「公道を走るF1」をコンセプトに作られたフェラーリの歴史に残る名車の一つである。実際にエンジンは1992年のF1マシンF92Aに搭載されたものと同じ鋳鉄ブロックを使用しており、名実ともに公道のF1と呼べるマシンだ。 そんな歴史的名車であるF50が、なんと未走行の状態で、フェラーリの日本正規代理店であるコーンズの東雲サービスセンターⅠに入庫したのだ。カタログモデルのフェラーリはもちろん、ラ フェラーリなどの超レアモデルなどにも日常的に触れているコーンズスタッフも、さすがに未走行のF50という前代未聞の個体には驚きを隠せなかったようだ。 車にはうっすらと埃が積もり、内装にはカビも見られる。ガレージの中でひっそりと約30年もの間眠っていたことが伝わってくる。彼はおそらく車としての楽しみを享受することがなかったのだろう。 しかし最終的にコーンズ東雲サービスセンターⅠに入庫するという運命に至ったのは、非常に運が良かったと断言できる。なにせコーンズ芝メカニックチームにはヒストリックカーに強いメンバーがおり、このF50を再生させるには完璧な環境だからだ。 F50とコーンズ東雲のスタッフという最高の役者が揃い、コーンズ芝ではこのF50を蘇らせるプロジェクトが発足された。プロジェクト名は「FERRARI F50 Restoration Project : 我々の手で伝説を蘇らせる。」 今後、定期的にコーンズ芝ショールームの公式インスタグラムにて、プロジェクトの風景を公開していくそうだが、octane.jpでもインスタグラムには公開されなかったショットなどを紹介していこうと思う。 F50がどのようにして息を吹き返すのか、今後の展開が非常に楽しみである。 取材協力 コーンズ 東雲サービスセンターI 〒135-0062 東京都江東区東雲2-5-6 TEL:03-3527-5515
Octane Japan 編集部
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