2023年1月30日月曜日

PMA-2500NE(バイワイヤリング接続が可能で御座います。)のレビュー。安定のデノンサンド。弦楽器の味のある木質感や、ロックを聞く場合、従来のSE、REが良いと思う方がいると思います。 & 聞き浸っています。チェロやヴァイオリンの音、高音は出て当たり前、中音は艶やかな色気を醸しだし、低音は惚けること無く音としての輪郭をしっかりと見せてくれる。 エイジングをする前の箱出しの状態の時こそ少し固めの音でしたが、十数時間のエイジングの現在、角が取れて徐々にまろみが生まれ、とても聞きやすい音へと変貌しています。 ジャズの女性ボーカル・・・艶やかな音・声の色気に聞き惚れてしまいました。自分が聞きたい音を聞ける。連続して何時間も聞いていても疲れない。そのことがまず自分に合った音を出していることの証明だと考えています。そう言った聞き心地の良い音で有りながら、目を瞑るとそこにピアノやチェロなどの楽器の存在を感じる。自分に向かって歌を歌ってくれているヴォーカリストの存在を感じる。これで十分かなと思います。 大音量ではありませんが連続して音楽を試聴しましたが、熱の発生はさほど多くは無く、天板部がやや暖かという程度です。ラックへの設置の際はその辺りを考慮されると良いかと。コメント:2500NEは、SE,REに比べて、低音がブワーンとある意味ぼやけたり、もたついていた以前の物とは違い、バーンと低音の輪郭が見えそうなイメージになった様で御座います。低音の音がスムーズに聴けるそうで御座います。

https://review.kakaku.com/review/K0000845822/#tab

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%83%8E%E3%83%B3-Denon-PMA-2500NE-DENON-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97/dp/B01BUS7MVA/ref=sr_1_1?crid=1KZI4XL6VJ40N&keywords=pma-2500ne-sp&qid=1675052792&sprefix=pma-2500%2Caps%2C149&sr=8-1


アナログ入力のみでの感想です。

(足は、TAOCグラデーションの設置面の塗装をヤスリで落とす。電源はフルテックの電源フィルターFLUX-50。ア-スは、緩め金属ナットを通す)
従来の2000番台の中でもっとも解像度、透明度、空間表現、スピード感、駆動力は、最高です。間違いないです。
ボーカルは、コクのある実在感あふれる歌い方から、
繊細で伸びのあるエネルギッシュな歌い方へ。
高域は繊細で伸びるが変に硬くならずほぐれ、倍音が美しく漂う。
低音は粘りのある量感は減りました。
故に、弦楽器の味のある木質感や、ロックを聞く場合、従来のSE、REが良いと思う方がいると思います。
最初、聞いた時、失敗したかな正直思いました。
従来のSE RE は音の密度感低音の量感で50万以上のアンプとも渡りあえる音だと私は思ってました。
エ-ジングを60時間過ぎたあたりから、
2500NEの歴代最高の電源部、ダンピングファクタ-700の意味がわかりました。
超低音の伸びが凄い、最初音にならない風圧の様なものを感じていたのですが、それが、しっかりした階調を伴った音に変わったのです。
ですから、重低音入った曲を聞くと恐い位に地をはう締まった超低音がでてきます。
確かに値段も上がりましたが、音もハイエンドになりました。
2500NEの能力をはっきさせる為には、低音の再現能力の高い、大型のSPが相性が良いだろうと考えます。
先日PMA-SX11を初めて2500NEと比較試聴しましたが。透明度。解像度。音場の広がり等2500NE良さをそのまま強化した音で素晴らしかったです。バランス良いいい音だなと。ボーカルの肉質感溢れる声は、流石。
ただSX11は、発熱が凄い。
SX1Limitedは、透明度。解像度。音場の広がりは、更に凄い。本当に見えなかった音が見える。但し、高域強調少しハイ上がりで音像密度の薄い音に聴こえる時があり。特にボ-カルの声を張り上げた時。少し雑に聴こえる場面が有りました。
だけど素晴らしく深く沈んで弾む低域は、1番。
SX11。2500NEの方が全体のバランスが良くボ-カルが安心安定して聴こえます。
SX1Limitedは、使いこなしで異次元の素晴らしい音の世界が演出されそうなポテンシャルを感じ。
相当攻めこんだ音が非常に印象に残りました。
透明度。解像度。音場の広がりだけで言えば。
同時試聴した。
アキュのE-800を凌駕していました。
E-800は、音像密度。個々の音像が磨かれ実在感が凄く1つ1つ音像が3D的です。
ですが壁をトッパラッタ様なSX1Limitedの空間表現は、凄い。E-800の音像感が合わさればと思いますが。ある意味真逆の音です。

ただアキュの様にDENONもVOLUMEの数字表示が出来たら良いなと思います。

PMA-A110は、2500NEより音が細やかなんですが1つ1つの音像の深みが足りず印象に残りませんでした。個人的にSX11の方が良かった。
但しA110は、試聴時新製品でエ-ジングが不十分な可能性があり再度試聴しなおしたい。
周りのアンプの値段を考えると改めて。
PMA-2500NEは、現在でも値段を考えればコスパの高い良心的なアンプです。金属系の足下に変え。電源環境を整えれば上位機種に匹敵するパフォーマンスを発揮出来ます。
材料費の高騰を考え。次世代機は、DAC。フォノ入力。ヘッドホン出力。バランス。イコライザーを廃止。
ダイレクト変換バランス入力。デジタルVolumeの数値表示の導入。
税込み、30万円以下の新製品を2022年に発売して欲しいです。
2000番の初代機が世に出た当時のDENONの思想を思い出して。我々に手に届く価格でコスパ重視プリメインアンプの復活でオ-ディオ界を震撼させて下さい。
私は、PMA-2500NE迄は、本当に新製品が出る度に心踊りました。
PMA-A110になり何故か残念な気持ちです。
DENONさん。いま1度夢のあるプリメインアンプの復活をお願い致します。

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機器構成はSONYのNW-ZX100を音源とし、ブルートゥース経由でエレコムLBT-AVWAR700 から光を通じて当該アンプに入力。出力先は既に化石と化していますがオンキヨーのモニター2000を使用しています。このスピーカーは特大のウーハーが特徴的だなと感じています。かつては同じくオンキヨーのセパレートアンプで鳴らしていて、実に満足の行く音を出していたのですが、さすがに経年劣化に勝てず廃棄することに。次に時節の流れに乗って同じくオンキヨーのAVアンプを入れたものの、映画などを見るときの加工された音はともかく、音楽を聴くときの音は全くの力不足。しばらくの我慢の後、アンプのパワー不足の問題かと考え、同じオンキヨーのかなり上位機種のAVアンプを購入。若干の改善は見たものの上記同様の問題が以前と残った状態でした。さてそこへ今回のコロナ騒ぎ、人間生きている内に楽しめるものは楽しまなくてはと考え、一念発起。純粋に音楽を聴くために当該機種を購入することにした。(オンキヨーが無くなっていなければセパレートアンプを購入することも考えていました)

【デザイン】
私の美的感覚からするとこの筐体に文句を言うところは無いです。重厚で美麗で優美。好みだなと思いました。

【操作性】
AVアンプのことを思えば簡単至極。なかなか高級感のあるリモコンが付属していますが、未だ使いこなしていません。

【音質】
最初にクラシックの曲を流してその瞬間に目尻が熱くなりました。やっと音楽が聴ける。見事なまでにきちんと音場を形成してくれます。
私の持論なのですが、良いシステムを組み上げることが適うと、音量を大きくしなくとも音楽を十二分に楽しめるようになると言う事。試聴しているときのボリュームつまみの位置は最大でも九時方向やや下加減、これで十分です。最大音量と最小音量の間にとても大きな開きがあるのがクラシックの特徴でも有りますが、余裕でどちらの音も楽しませてくれる。
チェロやヴァイオリンの音、高音は出て当たり前、中音は艶やかな色気を醸しだし、低音は惚けること無く音としての輪郭をしっかりと見せてくれる。
エイジングをする前の箱出しの状態の時こそ少し固めの音でしたが、十数時間のエイジングの現在、角が取れて徐々にまろみが生まれ、とても聞きやすい音へと変貌しています。
ジャズの女性ボーカル・・・艶やかな音・声の色気に聞き惚れてしまいました。
J-POPやその他ETC.・・・当たり前のことですが大本の音作りがもの凄くものを言います。それなりの音作りで作られている物は本当にそれなりにしか聞けません。そう言うそれなり的な音作りをしている曲については、逆に既存のAVアンプで聞く方が良いかなと思いました。

【パワー】
とてもじゃないですがボリュームの位置を十時の位置へも持って行けません。必要以上のパワー持っています。
むしろそう言った一般的なパワーのことよりも、モニター2000の大きなウーハーをしっかり制御しながら鳴らし、出したい音だけをきちんと出しきっていることにこそその真価を認めるべきかなと思いました。

【機能性】
必要十二分です

【入出力端子】
私には十分です。プリ入力があるので将来遊べるかも?

【サイズ】
サイズ的にはこんな物では無いでしょうか?ただ必要あっての重さなのでしょうが、これがなかなかの曲者、セッティングにかなりの腕力を擁しました。また設置場所の選択も重量を考慮、ラックの上段中段は諦め、最下段に安置することにしました。

【総評】
自分が聞きたい音を聞ける。連続して何時間も聞いていても疲れない。そのことがまず自分に合った音を出していることの証明だと考えています。そう言った聞き心地の良い音で有りながら、目を瞑るとそこにピアノやチェロなどの楽器の存在を感じる。自分に向かって歌を歌ってくれているヴォーカリストの存在を感じる。これで十分かなと思います。
大音量ではありませんが連続して音楽を試聴しましたが、熱の発生はさほど多くは無く、天板部がやや暖かという程度です。ラックへの設置の際はその辺りを考慮されると良いかと。

【エイジング終了して】
毎日せっせと聞き続けて十二分にエイジングが出来たと考えての評価です。
中音から低音に掛けての繋がりが、聞き始めていた当初は少し荒かったように感じていたのですが、それが実に滑らかになりました。
お陰で更に聞き易さが向上。何時間聞いていても疲れをまったく感じなくなりました。
また以前、聞きにくさ感じていた録音の質が今一な音源のものも、それなりの聞きやすさを醸し出してくれる様になり、聞ける曲の幅が大きく広がったように思います。
また、より低音域の音の輪郭が丁寧に出るようになった印象が有り、深夜や早朝の極小音量の再生でも、実にバランスの良い音で曲を楽しめるようになったと思います。

女性ジャズボーカリストの歌声が、鼓膜を通じてこれほど人に心地よさを与えてくれるようになろうとは、まさに存外の喜びになっています。

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