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2023年09月09日 13:37 朝日新聞デジタル
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香川県は8日、「ChatGPT(チャットGPT)」などの生成AI(人工知能)を業務で使い始めた。情報収集や文章の要約、プログラミングなどに活用し、業務の効率化を図るとしている。
県はこの日までに、個人情報の漏洩(ろうえい)や著作権侵害が起こらないようガイドラインを策定。庁内の規定・マニュアルをもとに職員の質問に答えるチャットボット(自動応答システム)も独自に開発した。
例えば、「外国で効果が上がっている子育て支援策の概要を三つ教えて」といった一般的な情報収集・分析のほか、「DVDドライブは情報システム課で借りられるか」といった庁内の事務的な質問ができる。適切でわかりやすい回答が出たか、利用した職員にコメント記入も求め、回答の精度を高めていくという。
情報システム課の北村卓司課長は「職員一人ひとりに能力を引き上げてくれる秘書ができたイメージ。業務を効率化し、人間にしかできない創造的な仕事や、対面できめ細かにすべきことに時間を割けるようにしたい」と話した。(多知川節子)
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