2023年9月11日月曜日

「AI秘書」を職員一人ひとりに 県庁の業務効率化へ、探る活用策

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朝日新聞デジタル

ChatGPTと連携した香川県庁独自のシステムを使う職員。質問を入力すると、回答してくれる=2023年9月8日午前11時26分、県庁、多知川節子撮影

 香川県は8日、「ChatGPT(チャットGPT)」などの生成AI(人工知能)を業務で使い始めた。情報収集や文章の要約、プログラミングなどに活用し、業務の効率化を図るとしている。

 県はこの日までに、個人情報の漏洩(ろうえい)や著作権侵害が起こらないようガイドラインを策定。庁内の規定・マニュアルをもとに職員の質問に答えるチャットボット(自動応答システム)も独自に開発した。

 例えば、「外国で効果が上がっている子育て支援策の概要を三つ教えて」といった一般的な情報収集・分析のほか、「DVDドライブは情報システム課で借りられるか」といった庁内の事務的な質問ができる。適切でわかりやすい回答が出たか、利用した職員にコメント記入も求め、回答の精度を高めていくという。

 情報システム課の北村卓司課長は「職員一人ひとりに能力を引き上げてくれる秘書ができたイメージ。業務を効率化し、人間にしかできない創造的な仕事や、対面できめ細かにすべきことに時間を割けるようにしたい」と話した。(多知川節子)

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