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徳永猛城
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 京都府亀岡市の温室でバナナが育っている。国内では異色とも言える農産物に若者2人が挑み、今夏に初めて収穫を遂げた。販売価格は1本1千円超と高級品。地元の名産品にしようと狙っている。

 田畑が点在する同市吉川町吉田段ノ坪。約700平方メートルのビニールハウスの中で、背丈3~5メートルの台湾バナナの木が栽培されている。その数、約140株。

 バナナ農園を営むのは京都市南区の会社「アグオル」。社長の奈佐貴之さん(32)は「京都で栽培して出荷していると聞いたことがなかったので、面白いと思った」と起業の経緯を語る。

 家業の建設会社の協力と銀行…

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