https://news.yahoo.co.jp/articles/1e6e6bf146455cb543a33c3006a11eebcddc82c9
この「チェーン・シグネチャー(チェーン署名)」という機能は3月にテストネットに導入されたもので、NEARのアカウントを持つユーザーは、クロスチェーンブリッジを必要とすることなく、NEARがサポートするブロックチェーン上の取引に署名することができる。この機能により、異なるチェーン上で取引を行う際のステップのいくつかが省かれ、より迅速で使いやすくなると考えられている。 NEARの共同設立者であるイリア・ポロスーヒン(Illia Polosukhin)氏は、このプロジェクトのロードマップをチェーン・アブストラクションに向けて個人的に宣伝している。チェーン・アブストラクションはマルチチェーンのエコシステムが拡大しているために存在する暗号資産(仮想通貨)のユーザー体験を簡素化することを目的としている。別のプロジェクトとしてルーター・プロトコル(Router Protocol)があるが、これはチェーン・アブストラクションを中心に据えて設計されつつコスモス(Cosmos)ブロックチェーン技術を用いて構築されたもので、先週メインネットワークを立ち上げた。 チェーン・シグネチャーはNEARが掲げるチェーン・アブストラクションの理念の中心に位置する、とNEARのエコシステムをサポートするプロキシミティ・ラボ(Proximity Labs)のCEOケンドル・コール(Kendall Cole)氏はCoinDeskのインタビューで語った。 同氏は「間違いなく核となる製品だ」と述べ、「その他の真に重要な製品ができるのを可能にする」と付言した。
0 コメント:
コメントを投稿