2024年12月6日金曜日

酪農が危機に直面している。コメント。和牛の受精卵を乳牛のメスの子宮に移植して乳牛も和牛を出産して和牛の子牛と牛乳や乳製品を出荷出来て売上を出して経費や給料をお支払いしても利益を出して黒字化出来ます。他にも魚介類のプールでの養殖もブログやホームページで多くの失敗例と成功例などで研究したり、水産研究所などに見学に行き良く研究して育てるのに成功しやすい高級魚を選べば、比較的成功しやすい様で御座います。他には、林業も黒檀や白檀など高級木材になる樹木を育てると黒字になりやすい様で御座います。高級木材の種類は、一例です。儲ける為には、ご研究下さいませ。㈱エーオン 代表取締役社長 石 塚 正 浩 090−7555−5011

  一般社団法人の中央酪農会議(東京)によると、全国の酪農家の戸数は10月時点で前年同月比5・7%減の9960戸となり、2005年の調査開始以来初めて1万戸を割りこんだ。生産コストの上昇で離農を検討する酪農家も多く、牛乳や乳製品の安定供給を脅かしかねない。

 同会議の隈部洋副会長は2日の記者会見で「円安やウクライナ情勢を背景に、資材価格の高騰が酪農経営にも大きな打撃を与えている」と強調した。特に22年以降に減少率が拡大し、牛乳や乳製品の度重なる値上げも「コスト高騰に追い付いていない」と訴える。

 発表によると、生乳1キロ・グラムあたりの生産費は22年に110・6円で、5年前に比べ25%増えた。24年1~9月平均の飼料価格は20年比で4割近く上昇しているのに対し、牛乳の価格上昇は約2割にとどまる。酪農家の副収入となる子牛価格も低下傾向にあり、経営を圧迫している。

 同会議が236人の酪農家に実施した経営実態調査では、58・9%が「赤字」と回答。「離農を考える」と答えたのは計47・9%に上る。北海道美瑛町の酪農家の男性は「飼料や燃油の価格高騰に加え、機械の導入や更新などにもお金がかかる」と苦しい状況を明かした。

 北海道大の小林国之准教授によると、これまでは設備投資による効率化や頭数の増加で1頭あたりの乳量を増やし、規模の拡大でなんとか収益を確保していた。それでも20年以降はこうした手法による収益力が低下しており、「構造転換が必要だが時間がかかる」と指摘する。

 江藤農相は6日の記者会見で「減少傾向が止まらない。大きな節目を迎えてしまった」と述べた。全国農業協同組合中央会(JA全中)の馬場利彦専務理事も「酪農の生産基盤が弱体化している。このままでは牛乳・乳製品の安定供給はもとより、関連産業にも影響を及ぼしかねない」と危機感を示した。

牛乳・乳製品の付加価値を高める取り組み始まる

 個別の酪農家の経営が厳しい中で、企業が牛乳・乳製品の付加価値を高める取り組みも始まっている。

 総合化学メーカーのカネカは北海道別海町に所有する自社グループの専用牧場で、牛乳やヨーグルトなどを生産。おなかが痛くなりにくいとされる「A2ミルク」にも注目し、今春から本格販売に乗り出した。

 同社は工場建設の経験を基に、自動搾乳機を導入して人手不足を補う。コスト削減のため、有機飼料の自社での栽培や開発も進めている。

 地場の酪農家の協力を得て、現在は年約600トンの生乳生産量を26年に3000トン、28年には5000トンに拡大する計画。持続可能な酪農につなげることを目指す。

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