2020年3月19日木曜日

4000万円からのIMAXプライベートシアター、富裕層向けに好評販売中。プレーヤーは追加100万円








映画館でIMAXの追加料金を払うべきか毎回悩みに悩む皆さんに朗報です。カナダのIMAX社は自宅でIMAX映画が観られる IMAX プライベートシアターの販売を拡大しています。お値段は18席の最小システムで約4000万円から。



IMAXプライベートシアターは本物の巨大な IMAXスクリーンを高さ3m~に縮小したもので、3D対応4Kプロジェクター2台やサウンドシステムなど、IMAXお墨付きのミニ映画館環境一式を含みます。

価格はもっとも狭い75平方メートル / 18席の " Palais " システムが約40万ドル(4000万円)から。設備を設置可能な空き部屋か、最初からシアター用に施工された部屋が必要です。

もっと高価になると、40席までの" Platinum " 一式は約100万ドル(1億円)。IMAXフォーマットの映画のほか、自前コンテンツの上映や、カラオケやゲームにも当然使えます。




(こちらは約1億円の「プラチナ」)

リンク先 Bloomberg の IMAX担当者コメントによれば、上海では昨年6月にショールームを開設してから約10か月で130件のIMAXプライベートシアターが売れたとのこと。

IMAXでは中国や中東での好調なセールスを受けて、米国や欧州向けにもプライベートシアターの販売を拡大する計画。また4000万円からの現在のラインナップに加えて、広さも席数も価格も約半分の" Prestige " バージョンを準備中です。

半額になってもやはり良いお値段ですが、IMAXの担当者いわく、富裕層にとっては映画の品質に加えてプライバシーも重要な要素。著名人や社会的地位の高い人にとっては、公共の場所である映画館に出かけてパパラッチに撮られたり、ネットに目撃情報を書き込まれたり、下手をするともっと悪質な犯罪に遭うリスクを避ける費用と考えれば、なるほど妥当な買い物なのかもしれません。

なお上映するコンテンツについては、映画館で上映している最新作の配信を受けるために、約100万円の専用セットトップボックスと、映画タイトルごとにレンタル料がかかります。「4000万円払えば無料でIMAXが見放題!」かと思いきや、きっちり都度課金が必要でした。

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