https://note.com/199107302020/n/n88cae89faf21
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From:柳岡亮
今日の話は、
良い商品やサービスを
扱っている社長・事業主の方が
「よくやってしまう間違い」について
話しています。
なので、
自分の商品に自信を
持っているという方は、
注意して読んでください。
というのも、
世界最高の商品を持っていた
スティーブ・ジョブズが、
まさにこの間違いをしていたのです…
それは、
ちょうど「iMac」を
新商品として発売する時のことでした。
ジョブズは、
iMacを売り出すため、
30秒のCM制作に取り掛かります。
その30秒で
何が伝えられるのか、
を必死に考えていました。
iMacは、
「デザイン性・操作性・画面の綺麗さ」など、
優れている点がたくさんありました。
だからこそ、
それらをどうやって伝えればいいのか、
迷っていたの です。
そこに、ある男がやってきました。
Appleのクリエイティブディレクター、
「Apple広告責任者」である、
リー・クロウ氏。
ジョブズの影の立役者として、
Appleの様々な広告を手がけた、
集客・マーケティングのスペシャリストです。
ジョブズは、
早速、彼に相談しました。
「デザイン性の良さ、
操作性、画面の綺麗さ、
これらをどうやって伝えたら良いと思う?」
彼はその質問には答えず、
その代わり 、ジョブズの机の前に座ると、
無言でその場にあった紙を
ぐしゃぐしゃと丸め始めました。
そして、丸まった紙が5つほど出来た時、
突然、それらを同時にジョブズに投げつけたのです…!
とっさに反応したジョブズは、
5つ紙くずのうち、
1つしかキャッチすることが出来ませんでした。
「突然、何をするんだ!」
困惑するジョブズに、その男は、こう言い放ったそうです。
「広告とは、、こういうものだ」
集客のメッセージは、一つに絞らなければいけない
これは、
集客や販売の時に、
とってもよくある間違いです。
つまり、
「一度にたくさんのことを
伝えてしまう」という間違いです。
良い商品を持っている人ほど、
ジョブズのように、
「これも伝えたい、あれも伝えたい」と
伝えたいことが増えすぎてしまって、
結局何が言いたいのか分からなくなってしまいます。
「自分たちの商品の良さを伝えたい!」
その気持ちは、分かります。
ですが、
お客さんがそれを
受け止められなければ意味がありません。
ただの自己満足で終わってしまいます。
特に情報が溢れる今の時代、
メッセージを絞ることは欠かせません。
私たちは大量の情報を
浴び続けているせいで、
1つ1つの情報にかけられる時間は、
どんどん短くなっています。
ある調査では、
WEBページを見ている人の集中力は
「8秒以下」なんて言われたりしています。
実際に8秒かどうかは
大した問題ではなく、
ポイントは、あなたのメッセージは、
すごく短い時間しか見られない ということです。
WEBページにしても、
SNSの広告にしても、
チラシにしてもDMにしても、
その短い時間で相手の関心を掴めなければ、
そこで試合終了、
もう商品の良さが伝わることはありません。
新規集客なら尚更、
この傾向は強くなります。
既存のお客さんへ送るメッセージなら、
多少長くても、今までの関係性があれば、
読んでくれることもあるでしょう。
ですが、
あなたのことを全く知らない新規客であれば、
「長いな」と思われた瞬間に、
もうそのメッセージは捨てられてしまいます。
だからこそ集客、
特に新規集客においては
「伝えるべきこと」を1つに絞る。
原則ですが、
とても重要なことなので、
ぜひ意識してみてください。
特に良い商品を持っているあなた!
伝えたいことが
たくさんあるのは分かりますが、
全部伝えても、お客さんには伝わりません。
「これだ!」という1つに絞って
メッセージを作ってみると、
きっと反応は大きく変わってくると思います。
忘れないでください。
新規集客では「伝えるべきこと」を1つに絞る。
それでは、今日も1日がんばりましょう!
PS.
スティーブ・ジョブズは、
リー・クロウに指摘されて、
ハッと気がついたそうです。
「何でもかんでも伝えても無駄なんだ」と。
そこからのAppleの
広告のメッセージは、
あなたもご存知の通り、
必ず1つに絞られて、
圧倒的な成果を上げ ています。
さて、次はあなたの番です。
ー柳岡亮
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