https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=7239796&media_id=40
2022年12月26日 07:11 ITmedia ビジネスオンライン
限定公開( 21 )
冬の到来で暖房器具を使いたいが、電気代高騰が気になる──。パナソニックの調査では、今年の冬に節電のため、暖房の利用をガマンしようと考えている人は約48%に上る。本格的な寒さを迎える中、消費者の動向に変化が出てきているようだ。
「着るこたつ」として売り出しているサンコーの新商品「こたんぽ」は売れ行き好調で、既に昨冬通しての「着るこたつ」の販売量(2万5000台)に並んだという(12月15日時点)。昨年は売り切れが発生し、予約を受け付ける事態になったため、今年は増産体制を整え製造・販売している。
下半身をすっぽり包み込み、電気で温める筒状の暖房器具だが、足先が開いており歩けるのが特徴だ。「歩けるこたつ」としても話題を呼んだが、「好調の要因は電気代高騰ではないか」と同社広報部は話す。同社の試算によれば、1日6時間使用した場合、300Wのこたつは約49円、60Wのこたんぽは約9円の電気代がかかる。
●複数人世帯でも「1人用暖房器具」の需要が増加
「着るこたつ」シリーズは18年に発売し、年々販売数を上げている。1人用のためターゲットは単身者かというと、そうではない。
複数人世帯においても、1人用暖房器具の需要が増加していると同社広報部は話す。部屋全体を温めたり、複数人で使用したりするタイプよりも、個々人の防寒対策になるような商品が売れ筋だ。堅調に増加していた需要を、今年に入って電気代高騰が後押しした。
同じ路線では小型ヒーターを搭載した「ヒーターベスト」も好調で、釣りやスポーツ観戦など屋外での着用はもちろん、電気代節約のための室内での着用も想定している。
0 コメント:
コメントを投稿