https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-13/ROFL6ST0AFB401
- リトアニアとラトビア結ぶガスパイプラインで爆発
- ドイツ、「レオパルト」戦車をウクライナに提供か-近く決定
ロシア国防省はウクライナ東部バフムトの北東に位置するソレダルを制圧したと主張した。岩塩鉱で知られるソレダルではここ数週間、激戦が続いていた。ただウクライナは同国軍がまだ戦闘を続けているとして、制圧を否定している。現地で取材する米CNNのチームはウクライナ軍が組織的に撤退しているのを目撃したと報じた。
その後の声明でロシア国防省は民間軍事会社ワグネルがソレダル制圧作戦を主導していたことを認めた。
イタリアのウルソ経済開発相は13日のインタビューで、ベネチアやトリエステなどアドリア海に面する港を含めてイタリアが持つ物流面のインフラをウクライナからの輸出向けに使用することを提案した。ウルソ氏は12日にウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領ら同国の当局者と会談した。
ウクライナ情勢を巡る最近の主な動きは以下の通り。
リトアニアのガスパイプラインで爆発
リトアニア北部の主要ガスパイプラインで爆発が起きた。ガス供給会社アンバー・グリッドが発表した。
隣国ラトビアにつながるパイプラインで爆発が起きたのは現地時間13日午後5時ごろ。負傷者はいなかった。火災は鎮火しつつある。ロシアと戦っているウクライナをリトアニアとラトビアは支援。今回の爆発がこれに関係していると示すものは今のところないという。
ロシア、ソレダル攻撃はワグネル主導と認める
ソレダルへの攻撃はロシア軍の複数部隊が実行し、防衛していたウクライナ軍はワグネルが直接攻撃したと、インタファクス通信がロシア国防省の情報を基に報じた。
インタファクスが引用したソレダル攻撃計画の詳細が記された声明によれば、「攻撃行動」は「単一のコンセプトと計画」に従って行われ、これが「複合的な戦闘任務の遂行をもたらした」。
同国防省は、ウクライナ軍が包囲していたソレダルの一部への直接的な攻撃は、ワグネル部隊の「勇気ある、自らを顧みない行動によって成功裏に解決した」と説明した。
ドイツ、戦車「レオパルト」のウクライナ提供の決定近い
ドイツは同国製戦車「レオパルト」をウクライナに提供する方向に傾きつつあり、近く決定を下す可能性が高いと、政府の考えに詳しい当局者2人が明らかにした。
計画をよく知る当局者によれば、ドイツ政府はラムシュタイン米空軍基地で1週間後に行われる同盟国の国防当局者会議までに決定する。
ウクライナ軍、ソレダルから撤退-CNN
ロシアが主張するソレダル制圧をウクライナ軍は否定しているものの、同軍は「かなり組織的な撤退と思われる」形で戦地を離れていると、CNNが報じた。13日も迫撃砲とロケット砲による攻撃が続いていたという。
原題:Ukraine Latest: Russia Recognizes Wagner’s Key Role in Soledar(抜粋)
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