2019年9月20日金曜日

EXCLUSIVE model2402

  • EXCLUSIVE model2402

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  • ¥850,000(1台、1983年11月発売)
    ¥900,000(1台、1999年頃)
 解説 
TAD(Technical Audio Devices)のユニットを採用して開発された小型のコントロールルームや編集用として開発された、プロフェッショナルスタジオモニタースピーカーシステム。

低域には40cmコーン型ウーファーのTL-1601aを搭載しています。
アルニコマグネット使用の磁気回路と、軽量振動系の組み合わせ、そして振動支持系の初動感度を徹底的に高めたことにより、高能率を実現しています。
さらに、プロ用として要求される耐久性を向上するため、DRS(ダイナミックレスポンスサスペンション)思想を貫いた、動きのスムースな振動支持系と特殊なエージングコーンのカップリングで対応しています。
また、高耐熱のボイスコイルや効率の良い放熱設計と相まって、大入力長時間の使用にも、優れた耐久性を得ています。

高域にはドライバーユニットTD-4001とホーンTD-4001を搭載しています。
TD-4001は磁束密度20,000Gaussのアルニコ磁気回路と、直径10cmの大型ベリリウムダイアフラムの採用により、600Hz~20kHzの広帯域再生を実現しています。
またTH-4001は、TD-4001の能力を発揮するために開発されたスタビライズド・ディスパージョン・ホーンで、従来の大型ホーンでは困難とされていた、10kHz以上での指向性改善に成功しています。さらに、実際の音場研究から得た指向性の効果的パターンを実現することにより、広いリスニングエリアを確保しています。素材にはイタヤカエデを用いています。

ネットワークにはTADのディバイディングネットワークであるTN-2を採用しています。
配線コードやチョークコイル巻線にOFC(無酸素銅)を採用し、OFCスリーブを使用したプレスジョイン式の結線、金メッキ大型ターミナルや高品質コンデンサーの採用など、徹底した低損失化、低リーク化を実現しています。
また、アースラインに起因するインターリーケージを除くためLF回路をバランスサーキット化し、さらにクロスオーバーでの音の濁りを一掃するためHF回路とLF回路を分離させるなど、各ユニットの性能を発揮させる、カスタム設計となっています。

エンクロージャーにはアピトン合板を採用することで高剛性化を図っています。さらに効果的なフレーム構造の補強を加えることで十分な強度を確保しています。
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  • 特性図
    ネット装着時 
  • 詳細外形寸法
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  • TL-1601a
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  • TD-4001
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  • TN-2
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  • TH-4001
  • 機種の定格
    方式2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
    使用ユニット等低域用:40cmコーン型(TL-1601a)
    高域用:ホーン型(TD-4001+TH-4001)
    ネットワーク:TN-2
    再生周波数帯域29Hz~20kHz
    定格入力150W
    最大入力300W
    インピーダンス
    出力音圧レベル95dB
    最大出力音圧レベル120dB/m
    クロスオーバー周波数650Hz
    外形寸法幅660x高さ798x奥行614mm
    エンクロージャー奥行:480mm
    重量93kg

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