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2022年09月08日 00:31 時事通信社
限定公開( 68 )
写真 野菜売り場 |
同センターなどの研究グループは1990年以降、10都府県の11保健所管内に住む男女約9万5000人(当時40~69歳)を約20年間にわたり追跡調査した。食事に関するアンケートを行い、果物や野菜の摂取量でそれぞれ5グループに分け、死亡との関連を調べた。
果物では、摂取量が最少の人たちと比べ、最も多いグループは8%、次に多いグループは9%、死亡リスクが低かった。病気別では、心疾患などの死亡リスクが最大13%低く、特に女性でその傾向が強かった。
野菜でも同様に、摂取量が多い2グループは死亡リスクがそれぞれ7%、8%低かった。ただ果物・野菜のいずれも、欧米の研究とは異なり、摂取量とがんによる死亡リスクの間に関連は認められなかった。欧米人と比べ、がんの原因としてウイルスや細菌による感染症が多いことなどが理由と考えられるという。
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