2022年12月19日月曜日

金属製アーマーが銃弾を防げないなら、なぜ現代の戦争でもヘルメットは使われているのでしょうか?

https://jp.quora.com/%E9%87%91%E5%B1%9E%E8%A3%BD%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%8C%E9%8A%83%E5%BC%BE%E3%82%92%E9%98%B2%E3%81%92%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AA%E3%82%89-%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%88%A6/answers/128861884#comments


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現代の戦闘用ヘルメットは銃弾を止められます。

アフガニスタンの戦闘行動中に、アイオワ州兵がAK-47から発射された7.62mm弾で撃たれました。州兵が装着していたACH(Advanced Combat Helmet)と呼ばれる進化型戦闘ヘルメットは銃弾を見事に止め、外殻も貫通されていませんでした。

撃たれて地面に倒れた兵士に仲間の兵士がどうしたのかと尋ねると、彼は何が起こったのか理解しておらず「撃たれと思ったんだけど」と答えました。理解できなかったのも無理もありません。銃弾の衝撃は、不意に頭を叩かれたくらいにしか感じなかったはずです。州兵はそのままパトロールを続けました。

ACHは以前のモデルより軽く、湿気や水分にも強く、難燃性でもあり、防弾性能を持つあご紐はヘルメットと防弾チョッキがカバーできない首の部分も保護します。

提案をいたただいたので以下を付記します:遠距離から発射された場合をのぞいて、軍用のヘルメットはAKから発射された7.62mm弾を止めることはできません。


訳者から付記

参考までにオリジナルの回答に対するJames Scottさんのコメントからリンクされていた記事を短くまとめます。この記事内のヘルメットは上記のACHの後継モデルでECH(Enhanced Combat Helmet)強化型戦闘ヘルメットと呼ばれるものです。

2018年9月3日、アフガニスタンで任務遂行中だったブライアン・マックイーン二等軍曹は、ロシア製のPKマシンガンとAK-47による銃撃を受けた。6mほど離れたトラックに据え付けられた銃から発射された7.62x54mmR弾は、マックイーン軍曹の後頭部に命中した。「馬にでも蹴られたのかと思ったよ」そのまま前のめりに倒れ込んだ軍曹は後から振り返る。

被弾した当時着用していたヘルメット。2014年に導入

ブライアン・マックイーン二等軍曹と妻のアーロン・マックイーンさん

出典:
https://www.armytimes.com/news/your-army/2019/03/05/soldier-who-took-a-machine-gun-round-to-the-head-now-has-his-helmet-to-prove-it/

石塚 正浩さんのプロフィール写真

インドネシア国軍に納入されたヘルメットはカーボンの新素材でUN レベル3と言う事だったそうですが、尖ったハンマーで叩くと穴が開くそうです。因みに、このヘルメットの入札を落としたのは中国企業だそうです。

射程距離以上から放たれた流れ弾ではないでしょうか?

Taiki Kosugiさんのプロフィール写真

砲弾等の爆発破片程度から致命傷を避けるとかほゞ気休め程度でしかないと習ったぞ~

Taiki Kosugiさんのプロフィール写真

これが本当の、ハイテク兵器。骨董品からの銃弾だって、へーきさ!

ECHヘルメットは100ヤードからの7.6mm(308 Winchester)弾も貫通しません。

ただし、正面から当たれば内装が大きく陥入するので、頭蓋骨や脳が無事に済むわけがないです。

このエピソードの州兵のケースでは頭を前傾させて斜めに弾が当り、内装が大きく陥入しなかった幸運があったようです。

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