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私は某大手ITグループでLinuxの担当をしていました。
これ、よく勘違いされるのですが、企業が利用する重要なサーバ(基幹系とかミッションクリティカル系と呼ばれるサーバ)はWindowsServer(+Oracle)が実は多いんですよ。
特に日本は。
なぜか?
理由は簡単でサポートの手厚さですね。
万が一致命的な問題が発生したときに、すぐに対応しないといけないです。
その時に、マイクロソフトと提携している大手企業なら、マイクロソフトに解析を依頼して解決策を教えてもらう事ができます。
マイクロソフトは超巨大企業ですから、優秀なエンジニアも多いですし、エンジニアの数が圧倒的なのでどんな事でもなんとかしてくれるという信頼があります。
まあ、実際なんとかしてくれます。
隣がWindowsServer担当チームでしたが、いろいろ教えてもらえるので羨ましかったですよ。相談相手がいて。ただ、クリスマスはサポートから応答が途絶えると嘆いていましたねw
Linuxだと受けられるサポートが限定的なので、何か起こったらダンプログおよびソースと睨めっこですよ。基本自分で解決するしかありません。社内キャンプの始まりです。よって、詳しい人間がかなりの数いないと重要なサーバ(ミッションクリティカル)には採用出来ないと判断しているところが多いですね。
よってLinuxは割と重要ではないウェブサーバにはよく利用されます。
さて、世界のサーバの数だけで言えば圧倒的にWebサーバの方が多いわけでよってLinuxだらけに見えます。
なのでサーバ=Linuxという感覚は「Webの世界では」という事ですね。
まあ、最近はLinuxもかなり信頼を得てきているので、LinuxとOSSで基幹を構築しているネット銀行もあります。
私が、某グループでLinuxを担当していた頃は、無料のソフトを誰が使うんだと上の人に馬鹿にされたりしたものですが、Linuxも偉くなりましたねw
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