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ああ、あれは東京電力の本社が海水注入を禁じたんです。錆てしまえば再稼働が遠のきます。
菅直人は班目に相談したんですが、班目は何をどうしていいか分かっておらず、菅は仕方ないから現地に行くことにした。ヘリで現地入りする空中で建屋が見えて、急に危険を感じて「今爆発しませんよね」と班目に尋ねて、自信満々に「原発は爆発などしません」と答えて7時間後から次々に爆発しました。
東京電力は自分達のミスを菅直人に押し付けたいので、総理の現地入りが現場を混乱させたと言ってますし、民主党をdisりたい人達がそれに乗っかって吹聴していますね。
菅直人や班目はいてもいなくても何の役にも立たなかった。それは本当です。そしてそもそも全電力喪失事態での対応手順を本気でマニュアルで指示していなかったし、訓練も実施していなかった。だから運転員達は計器表示が信用できないからと緊急冷却装置を止めてカラ炊きにして炉心を溶解させた。緊急冷却装置内には冷却水が残っていたのに、それで冷却すべきとか後で考えれば分かる事も当時はそういう基本知識がなく結局は使わなかった。
ベント開放についても、そもそもラプチャーディスク自体が内圧上昇で破れるだろう…という簡易な構造だから、3号機はベントできても、2号機はベントできませんでした。あれは格納容器が内圧上昇して健全性が保てないとまずいから内部のガスを逃がすための物で、格納容器から漏れて建屋内に水素が溜まるからそれ逃がすためにベントを行うという前提の装置ではなかったのです。設計の初期段階から水素ガスが建屋内に溜まって大爆発するリスクなど考慮されていませんでした。
まあ、99%は東京電力本社の海水を入れるなという不適切な指示が招いた人災ですね。
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