2025年4月6日日曜日

CHADEMO(チャデモ)は、日本が世界に先駆けて開発した急速充電規格ですが、米国などでは段階的に廃止される見込みです。チャデモの次世代規格として「チャオジ(ChaoJi)」が開発されており、世界統一規格として採用されることを目指しています。

 

チャデモの廃止状況
概要
米国
米国大手充電ネットワークのElectrify Americaが、2022年からチャデモ規格の充電器を段階的に廃止すると発表
世界シェア
欧州ではCCS Type2が優勢、米国でもテスラのスーパーチャージャーが優勢で、チャデモは急速に劣勢
チャデモの次世代規格として「チャオジ(ChaoJi)」が開発されており、世界統一規格として採用されることを目指しています。
チャオジの開発について
  • 2018年8月より中国の電力企業連合会と共同で次世代急速充電規格の開発を進める覚書を締結
  • 2020年にチャオジを発表し、現存する急速充電規格との互換性を確保している
  • V2X機能や電力グリッドとの接続を想定した直流(DC)仕様になっている
チャデモについて
  • 日本の自動車メーカーや東京電力などが中心となり、コネクターの規格、充電、通信方法などを定めた電気自動車用の急速充電規格
  • 車両と充電器間のCAN通信により、電池残量や温度など状況に応じた充電を行うことで、電池にダメージを与えることなく、短時間で充電を可能としている。

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