2016年8月21日日曜日

若返り薬NMN 食品会社オリエンタル酵母工業が生産体制に NHKスペシャルネクストワールドで紹介


  2015/01/10     2016/08/20
wakagaeriyaku

人間の寿命はどこまで延びるのか?今から30年後の2045年には平均寿命は100歳に到達するかもしれないといいます。
NHKスぺシャル「ネクストワールド」第2回(1月4日)で取り上げられました。

NMNが若返り薬として期待

少し前までは長寿遺伝子やサーチュイン遺伝子が様々な番組で取り上げられてました。この長寿遺伝子を活性化するにはぶどうに含まれるレスベラトロールがいいとか、腹7分にするといいとか言われていましたが最近は、あまり聞かなくなったので結局、研究は進んでいないものかと思っていました。
ネットで検索すると長寿遺伝子は存在せず?というこんな記事もあったりします。
www.afpbb.com/articles/-/3031639

長寿研究は進んでいないものかと思っていたらどうやら違うみたいです。
長寿研究は着実に進んでいるようです。
番組で一番驚いたのはNMNという物質。
マウスの実験では、老化を止めるどころから若返りまでもしているということですから。
若返りの薬や不老長寿の薬なんかは、おとぎ話やSF映画の話だけと思っていたら、そうでもないかもしれないという話なんです。

ではNMNという物質は一体なんなのか?番組ではこう説明されていました。
NMNは、どんな生物も持っており細胞の中に存在しビタミンのような物質で年をとるにつれて減少するんだそうです。
このNMNが老化を鈍らせさらに若返りまで起こす可能性を秘めており、寿命革命が起きるかもしれないといいます。
NMNの効果を世界で最初に発見した人が長寿研究の第一人者であるワシントン大学医学部 今井眞一郎教授なんだそうです。
今井教授の研究グループが、長寿遺伝子と言われる7つのサーチュイン遺伝子全てを活性化させる物質としてNMNを発見したそうです。
マウスの実験において様々な病気への効果が認められたそうです。
例えば、糖尿病のマウスが劇的に改善したといいます。これは老化したすい臓が蘇ったと考えられるそうです。
他にもアルツハイマー病の予防としても効果があることがわかったそうです。
さらにその効果は、老化防止にとどまらず若返り効果もあることがわかったそうです。
長寿研究の第一人者であるハーバード大学 デイビッドシンクレア教授のマウスの実験によるとNMNを生後22ヶ月のマウスに1週間飲ませたところ生後6ヶ月のマウスに若返ったといいます。これは人間でいえば60歳の人が20歳に若返ったことに相当するそうです。なぜ若返ったのか?これは脳の視床下部の老化を止める指令がNMNによって活性化したからだと考えられるそうです。
この研究が進めば、90歳100歳のお年寄りが20歳の若者のように人生を楽しむことも起こる可能性があるといいます。

このようにNMNの効果を聞くとまるで魔法のような若返りの薬のように思えてきます。
このNMN、早ければ今年中に人への臨床試験が始まるそうです。
さらに驚くのは既にNMNの臨床試験が成功し実用化を想定して世界中の企業が動き出していることです。日本のある大手食品製造会社では、既に世界からの大量注文に応えられるようNMNの生産を始めており生産体制が整えられているそうです。
このある大手食品製造会社とはNHKなのでそこは名前はでませんが、オリエンタル酵母工業株式会社のようです。ネットで調べてもすぐに分かると思いますが番組の試薬ビンにもORIENTAL YEAST CO.,LTD.とありました。
このNMN、白い粉末状のもので現在の価格は0.1gでなんと4万円するそうです。
今のところとても高価なようです。

こちらのサイトの方は直接オリエンタル酵母工業にNMNが購入可能かどうか聞いたみたいです。
medicalesthe.com/topic/141

今後若返る効果が期待されるNMNへの注目度はどんどん高まってきそうです。

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