2021年5月26日水曜日

黒字化、必ず達成=追加の構造改革も―三陽商会社長

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2021年05月26日 09:00  時事通信社

時事通信社

写真インタビューに答える三陽商会の大江伸治社長=20日、東京都新宿区
インタビューに答える三陽商会の大江伸治社長=20日、東京都新宿区
 三陽商会の大江伸治社長はインタビューに応じ、2022年2月期の連結純損益について「ゼロアップ(黒字化)は必達目標だ」との方針を示した。同社は英高級ブランド「バーバリー」の契約終了後の16年12月期以降、5期連続で赤字だが、販売管理費削減など収益改善策を進める。大江社長は「新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ちた場合、その都度対処を考えていく」と述べ、追加の構造改革も示唆した。

 3度目の緊急事態宣言が発令された今年4月の販売実績は、店舗が全国的に休業した前年同月比で約3倍となったが、コロナ前の19年比では57%にとどまる。大江社長は「休業までは想定していなかったので誤算だ。落ち込み幅を最低限に抑えるよう対処している」と説明した。

 コロナ禍に伴う外出自粛などで、売り上げ全体に占めるオンライン販売比率は上がっている。ただ、同社は中間上位層を主要顧客と位置付け、対面販売を重視する。大江社長は「ブランドの世界観を表現するツールとして店舗が基軸だ」との考えを示した。 

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