2021年11月29日月曜日

【実録】幼稚園児が驚きの課金額!我が家で起きた「ゲーム課金事件」

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【実録】幼稚園児が驚きの課金額!我が家で起きた「ゲーム課金事件」

 

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2021年11月29日 14:11  ウレぴあ総研

ウレぴあ総研

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新型コロナウイルスの感染防止のため、自宅で過ごす機会が多いのではないでしょうか。

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元気いっぱいの子どもの相手を一日中するのも大変ですから、スマホを自由に使わせている家庭もあるかもしれません。

筆者の家もそんな状況です。帰宅の遅い主人と、仕事の大部分がリモートワークになった妻という組み合わせですから、子どもたちが帰宅後に仕事が入っている時は、目も手も行き届かず、子どもたちはどうしてもスマホを触る時間が長くなります。

■我が家の娘たちのおこづかい事情と金銭感覚について

我が家には小学4年生、幼稚園年長の娘がいます。次女は長女をライバルだと思っていて、なんでも真似したがるので、3歳からおこづかい制を導入しました。

彼女たちは、月々のおこづかいとは別に、誕生日やお年玉でもらったお金を、財布の中身が1万円になるまで手元に置くことができます。それ以上の金額は本人名義の銀行口座に預けています。

お金の使い方には性格の差が現れており、長女は欲しいか欲しくないかを考えて慎重に買い物するタイプ。次女は宵越しの金は持たん!という気質で、家族の分のお菓子やジュースまで奢りたがるような、気前のいいタイプです。

長女はスマホゲーム上のキャラクターに着せる服を「これが欲しいから300円払います」と言って何度か買っていましたが、次女は違いました。何が出るか分からないガチャに課金したがるのです。

一度や二度ならいいかとOKしていたのが、今思うと良くなかったのかもしれません。

この事件はガチャに課金したがる次女の話です。

■幼稚園児が驚きの課金額!

ある日の次女が帰宅後に、私が大事なZoom会議をしていた時のことです。

次女が私の顔の前にスマホを持ってきて、「これいい?パスワード入れて!」と言ってくるのですが、話の途中で確認ができないので、「悪いけど今はあなたの用事ができないの。16時半まで待ってね」と伝えました。

ところが、何度追い返しても少し時間が経つと、次女はしつこく私の顔の前にスマホを持ってきます。

何度目かに「あー!もう!」と、確認もせずに、スマホ画面のパスワードを入れて追い返したのです。「ママ、ありがとー!」と意気揚々と去っていった次女。それと同時に手元のスマホが「リーンリーンリーンリーン♪」と4回鳴りました。

一瞬、不思議に思いましたが、会議が終わるまでは確認もできないし、娘の邪魔もなくなったし、まぁいいかと思っていました。

会議が終わり、スマホに来ていたメールを確認しましたが、意味が分からず、3度見返してしまいました。GooglePlayという宛先から全く同じ内容のメールが4通あり、ご注文明細・5連ガチャ・2,440円と書いてあります。

まさか??と思い、次女に聞いてみると「うん。なんかガチャガチャいっぱいでたよ~!」と言っています。

スマホのゲーム画面を確認すると、NEW!と書かれたアバターが20個・・・。間違いなく2,440円のガチャを4回、約1万円の課金をしていたのです。

■現金を使わず、画面上で買い物をするのが当たり前の時代を生きる子どもたち

私が確認したのはGoogleパスワードの入力画面のみです。入力と同時に支払いが行われました。

次女には4回も課金した自覚はなく、おそらくですが、オンラインショップのように、複数回のタップや、画面を戻って再びタップすると複数個をかごに入れる処理になるのだと思われます。

色々と調べるうちに、子どものゲーム課金、スマホゲーム課金は親が知らぬ間に行われ、社会問題になっていることが分かりました。

今回のことで、手持ちの現金をすべて失った次女。今後は決済のパスワードを入れる画面より前の画面から確認させてもらうことになりました。スマホゲーム課金自体を禁止することは、今回はしませんでした。

支払いの方法がキャッシュレスになるだけではなく、子どもたちはゲーム中のアイテムといった、形のないものを買う機会のある環境にいます。

現金を支払うこともなく、モノもないという状況では、お金を使っているという感覚がどうしても薄くなりがちですので、使った金額で実際のモノ(例えば本人の好きなお菓子やジュースなど)は何個買えるのか、といった話をして、価値を感じてもらうようにしています。

幼稚園児と言えば、まだお金の価値が分からず、判断ができない年齢のように思えますが、我が家では持っているおこづかいの使い道についてはできる限り本人に任せる方針です。

親の目が届く間に、たくさんの楽しい経験と失敗を通じて、金銭感覚を養ってほしいと考えています。皆さんもお子さんとお金の使い方について、ぜひ話し合ってみてくださいね。

執筆者:森﨑 仁美

キッズ・マネー・ステーション認定講師。8回の転職の末、自分の強みに気づき、無駄な出費をなくして自由に使えるお金を増やすファイナンシャルプランナーとなる。

支出の削減だけではなく、一般社団法人光のみち代表として、その人にあった強みを活かして収入をアップさせる方法も指導している。小4、年長の姉妹のママ。

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