https://developer.mozilla.org/ja/docs/Learn/Getting_started_with_the_web/HTML_basics
引用しました。
HTML 文書の構造
ここまでは HTML 要素についてみてきました。しかし要素単体ではあまり役には立ちません。ここからはどのようにしてそれぞれの要素を組み合わせ、 HTML ページ全体を作っていくのかを勉強していきましょう。ファイルの扱いで出てきた index.html
に書いてあるコードをもう一度見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>My test page</title>
<link href="css/style.css" rel="stylesheet">
<!-- 上記1行を追加致しました。-->
</head>
<body>
<img src="images/firefox-icon.png" alt="My test image">
</body>
</html>
この中にあるものは以下の通りです。
<!DOCTYPE html>
— 文書型宣言です。これは必須の前置きです。昔々、 HTML がまだ出来たばかりの頃 (1991~2年)、文書型宣言は HTML ページが正しい HTML と見なされるために従わなければならない、一連のルールへのリンクとして機能することを意味していました。つまり、自動エラーチェックなどの有益なものを表すことができました。しかし、最近ではあまり機能しておらず、文書が正しく動作するために必要なだけです。今はこれだけ知っていれば大丈夫です。<html></html>
—<html>
要素です。この要素は、このページのすべてのコンテンツを囲み、ルート要素と呼ばれることもあります。<head></head>
—<head>
要素です。この要素は、ページの閲覧者に向けて表示するためのコンテンツではない、 HTML ページに含めたいものをすべて収めるための入れ物です。<head>
要素は検索エンジン向けの キーワード や説明書き、ページの見た目を変更するための CSS、文字コードの宣言などを含みます。<meta charset="utf-8">
— この要素は、大部分の書き言葉の文字のほとんどを含む UTF-8 を文書で使用するように設定しています。基本的には、文書はどんなテキストコンテンツでも扱えるようになります。これを設定しない理由はありませんし、後でいくつかの問題を回避するのに役立ちます。<title></title>
—<title>
要素です。ページのタイトルを指定しています。このタイトルはページが読み込まれた時にブラウザーのタブに表示されます。また、ブックマークやお気に入りに登録した時の説明にも使われます。<body></body>
—<body>
要素です。これには、テキスト、画像、ビデオ、ゲーム、再生可能なオーディオトラックなど、ページを訪れたウェブの利用者に表示したいすべてのコンテンツが含まれます。
画像
もう一度 <img>
要素について見ていくことにしましょう。
<img src="images/firefox-icon.png" alt="My test image">
前に説明したように、ページのこれが現れたところに画像を埋め込みます。画像ファイルのパスを値に持つ src
(source) 属性を指定することによってその画像を表示できます。
また、 alt
(alternative; 代替) 属性も指定しています。これは以下のような理由で画像を見られない人に向けて説明するテキストを指定するものです。
- 目が不自由な人。著しく目の不自由な人はよく画面リーダーと呼ばれるツールを使っていて、それが画像の
alt
属性の内容を読み上げます。 - 何らかの理由で画像の表示に失敗した場合。例えば、
src
属性の中のパスをわざと正しくないものに変更してみてください。ページを保存したり再読み込みしたりすると、画像の場所に下記のようなものが表示されるでしょう。
alt テキストのキーワードは「説明文」です。 alt テキストは、その画像が何を伝えているのかを読者が十分に理解できるような情報を提供する必要があります。この例では、現在のテキストである「My test image」は全く意味がありません。 Firefox のロゴであれば、「Firefox のロゴ: 地球の周りを燃えるような狐が囲んでいる。」の方がずっと良いでしょう。
画像に良い代替文字列を付けてみましょう。
アクセシビリティについて詳しくは MDN のアクセシビリティのページを参照してください。
テキストのマークアップ
この節では、文字列をマークアップするために使用する基本的な HTML 要素をいくつか見ていきます。
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