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2022年03月05日 07:31 時事通信社
限定公開( 10 )
写真 タイヤ脱落事故を起こした車両のさびたワッシャー付きナット(右)。左はさびがないナット=2月22日、東京都千代田区 |
同省が、総重量8トン以上のトラックや乗車定員30人以上のバスなどを対象に集計した。事故件数は11年度の11件を底に増えており、人身事故は11~20年度で計20件あった。
国交省の実験によると、時速60キロで走行中のトラックから重さ約90キロのタイヤが脱落し人形に衝突した場合、人形は約4メートル飛ばされた。実際に起きれば命に関わる事態になるという。
ホイールはボルトと、ドーナツ状の「ワッシャー」が付いたナットで挟んで固定する。国交省は21年秋以降に脱落事故を起こした大型車で、ワッシャー付きナットにさびや汚れがある事例を複数把握。さびでナットが滑らかに回転しないため締まり切らず、脱落につながるという。
日本自動車工業会が行った実験では、ワッシャーとナットの間に泥水を入れて締め付けを繰り返すと固定する力が弱まり、さらに腐食すると当初の半分程度になるが、清掃してオイルを塗ると固定力が復活した。
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